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[コラム] 佐々木クリスのファイナル現地レポート

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What’s up!? 第5戦の取材を終え24時間も経たないうちにクリーブランドに戻ってきました、佐々木クリスです! シーズン中、たまにNBAプレーヤーから『今自分がどこにいて何曜日かも分からない。ただ体育館とホテルの往復だからね…』とコメントしているのをふと思い出しました。我々現地取材班も今まさにそんな状態。せめて分かっているのはオークランドとクリーブランドを行き来していて、今日は試合の無い日、明日は有る日、ということぐらい。明け方の寒いオークランドを発って、着いたら雨上がりのジメジメと暑いクリーブランド到着。選手たちは過酷な環境で戦っています。

そんな2015 NBAファイナルは第5戦でゴールデンステイト・ウォリアーズがまずは王手をかけました。NBA.comによるとファイナルシリーズが2勝2敗となった後、第5戦を制したチームが最終的に優勝した過去の割合が71.4%と非常に高く、重要な一戦だったことは疑いの余地がありません。

ただし、このシリーズで超人的な活躍を続けるクリーブランド・キャバリアーズのレブロン・ジェイムズは2勝2敗と並んだプレーオフシリーズでは5回連続で最終的にシリーズを制覇、ファイナルの歴史でも直近で2勝3敗から逆転優勝をしたのは2013年のレブロン率いるマイアミ・ヒートだったこともあり、地元クリーブランドをはじめ世界中のキャバリアーズファンが逆王手からの優勝を期待する理由は十分にあります。そう、レブロンがキャブズにある限り……

実は最初の3戦を終えた頃からふつふつと話題に少しずつ上がり、今ピークを迎えているように感じる現地トピックは『もしキャバリアーズがこのまま敗退したとしてもファイナルMVPはレブロン・ジェイムズであるべきか?』といったもの。

通常ファイナルMVPは勝利チームの最も貢献したプレーヤーにおくられるので、僕と同じかもっと若い世代のNBAファンのみならず、古くからのファンでも耳を疑ってしまうかも知れないこの話題ですが、前例がなかったわけではありません。NBAの歴史でたった1人だけいるのです。

それが……>>>コラムの続きはWOWOW NBA ONLINEでチェック!!

文:佐々木クリス( WOWOW NBA ONLINE Twitter: @chrisnewtokyo

※WOWOW NBA ONLINE 6月16日掲載コラム「2015.06.16 Vol.9 ファイナルの模様を現地からお届け! 佐々木クリスのUSAリポート」より

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