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[コラム] 佐々木クリスが語る 『Doctor J』 前編

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What's up!? みなさんお元気ですか? 今回のコラムは現代NBAの礎を作った人物、先日ニューヨークで行なわれた2015 NBAオールスターでもレジェンドとして大忙し! ドクターJことジュリアス・アービングについて皆さんと一緒に歴史を遡って掘り下げ、勉強していきたいと思います。

そして、今回特別にドクターJと個人的に親交があり、そのプレーを“生”で観戦、記録、ヨーロッパ中に伝えたジョルジオ・ガンドルフィさんにお話を伺うことことができましたので、このコラムでしか聞けない話、見られない写真と共に前編、後編2回に分けてドクターJに迫っていきたいと思います。

では早速インタビューをどうぞ!

(c) GiorgioGandolfi (直接譲り受けたドクターJ着用シューズを手に持つジョルジオ)

Chris(以下C): 早速ですがドクターJとの出会いについて教えてください。

Giorgio(以下G): 1976年12月、ピストンズvsニックスが私が初めてアメリカで観戦した試合。その後、12月25日のニューヨーク、ドクターJのマディソン・スクエア・ガーデン初試合に行ったんだ。ちょうどジュリアス(アービング=ドクターJ)は、そのシーズン前に76ersと契約したばかりで、私はとても興奮していた。ただ第1クォーターの終わりまでにファウルを2、3回してベンチに下がってしまったので、私の期待は裏切られてしまった。確か16得点位に終わったと思う……勝ったか負けたかはわからない。ただ、その日の試合のスタッツシートを今も持っていて宝物にしているよ。

(c) GiorgioGandolfi (黄色の紙がジュリアス、ガーデンでの初ゲームのスタッツシート)

当時私はアメリカに渡った最初のヨーロッパ人のひとりだった。ロッカールームにいくとジュリアスの周りには人が溢れていた。何と言ってもABAチャンピオン。そして初の(マディソン・スクエア)ガーデンだったからね。

待って、待って、ひたすら待った。1時間かそれ以上。共通の知人がいたので謙虚な気持ちで挨拶にいったらとても親切にしてくれた。会話は録音し、小さなカメラで写真を撮ることも許してくれた。そのときに今後も連絡してよいと連絡先をくれたんだ。ちょうどそのタイミングで掃除のおじさんが入ってきて2人とも帰るように促された。時間をすっかり忘れてしまい、気づけば自分とドクターJしか残っていなかった(笑) >>>続きはWOWOW NBA ONLINEでチェック!!

文:佐々木クリス( WOWOW NBA ONLINE Twitter: @chrisnewtokyo

WOWOW NBA ONLINE 2月20日掲載コラム

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