NBA

[コラム] 佐々木クリスが語る 『{ザック・ランドルフ+(レブロン×0.7)}÷2=???』

Sporting News Logo

1, 2, 3!......6weeks! 佐々木クリスです。これは先日のユタ・ジャズ戦の前にデンバー・ナゲッツの選手たちが声を合わせた言葉。という訳でレギュラーシーズンも残りひと月ちょっと。残り僅かだと思うとレギュラーシーズンでも観戦に力が入りますね!

実はこの6weeks、ちょっと物議をかもしました。最初に掛け声が聞かれた時に、地元紙が“シーズンの終わりまでをカウントダウンしている=プレーオフをあきらめている”と報じ、これが全米に広まってしまった。由々しき事態…笑

のちにブライアン・ショーHCが、試合前のミーティングで『ホームでの勝ち星からチームが6週間離れている!』とゲキを飛ばしたから、選手たちが戒めとして掛け声に取り入れたと後に弁明したのですが……。

ほどなくショーHCはチーム発表によると『チームにおける業務から“解放”』という形で解雇に。真相は闇の中ですかね……今後益々プレーオフ進出に望みがあるチームに注目が集まる中、どんなチームにもストーリーがあるなぁ、と日々感じるのであります。

さて前回のDoctor Jに続いて何人かの男たちのストーリーを今日は皆さんと共有できればと思います。

NBAではここ1カ月ほど悲しいニュースが流れました。まずはマイケル・ジョーダンの母校として知られる、ノースカロライナ大(UNC)を長年率いて数々のNBA選手も育てたディーン・スミス氏が現地2月7日、83歳で亡くなりました。

バスケ界において多大な影響を与えたスミス氏はジョーダンも『父親のような存在だった』というほど。

そして、今では当たり前になった24秒ショットクロックが導入されるきっかけとなった、選手を攻撃側の4コーナーに配置、時間を使って×2、使いまくるスミス氏が有名にした4コーナー・(ディレイド)オフェンスや、僕も解説などで指標として参考にするデータ、ポゼッション(攻撃権)あたりのポイントなどの考えも1970年代にすでに持っていたそうなんですね。

例えば

【65回攻撃する機会があったチームが83点取りました。攻撃1回あたりの得点は1.27と非常に効率の良い攻撃といえます。攻撃1回辺りの得点や、100回攻撃する機会があった場合の得点を出すことで、プレーするペースの全く違うチームなどをより正確に比較できます】

あとは

【1回の攻撃でゴール下を選択した場合=ゴール下のシュートのリーグ平均は60%。ゴール下の得点は2点。すなわち、この攻撃1回あたりのポイント期待値は60%×2=1.2点となります】

最後に1番馴染みがあるはず! それはどんなプレーヤーでも一度はしたことのあるジェスチャー。  >>>続きはWOWOW NBA ONLINEでチェック!!

文:佐々木クリス( WOWOW NBA ONLINE Twitter: @chrisnewtokyo

WOWOW NBA ONLINE 3月6日掲載コラム

【関連記事】

[コラム] 佐々木クリスが語る 『Doctor J』 後編

[コラム] 佐々木クリスが語る 『Doctor J』 前編

[コラム] 佐々木クリスが語る『NBAの会場に響く温故知新』

[コラム] 佐々木クリスが語る『エアー・カナダ』

[コラム] 佐々木クリスが語る『リーグNo.1のバックコートコンビは!?』

[コラム] 佐々木クリスのクリーブランド&シカゴ取材レポート

[コラム]佐々木クリスの 『ジョン・ウォール来日ツアー リポート ♯2』

[コラム]佐々木クリスの 『ジョン・ウォール来日ツアー リポート ♯1』

著者