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[コラム] 佐々木クリスが語る『Time to cook、ニコラス!』

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What's up!? みなさん、いかがお過ごしですか? 佐々木クリスです。プレーオフ1回戦突破チームが続々と決まり、敗退して行く選手たちの表情を見ていると名残り惜しさも感じる今日この頃ですが、たったいま第6戦の解説を終えたばかりのクリッパーズvsスパーズのシリーズは歴史に残るシリーズとなりましたね!

第7戦の行方はみなさんと同じようにファンとして楽しみたいと思いますが、どちらかが1回戦で消えてしまうなんて、バスケットの神様は罪深い…第6戦ではクリッパーズ球団オーナーのバルマー氏がクリス・ポールの沈めたショットを見て涙していましたが、本当に心を揺さぶられます。

勝ち進むチームもあれば負けて帰らなければならないチームも。そしてチャンピオンはたったひとつのチームしかなれない。当たり前だけどドラマチックですね。

さて今回はこの1週間の間にあったトピックスをあれこれ。まずはヒューストン・ロケッツのホームゲームでTip Off前にアメリカ国歌を歌い上げた12歳ニコラス・コナー君の話題。

NBAでは必ず試合前に国歌斉唱が行なわれます。独唱なのか、楽器による演奏なのかスタイルは様々ですが、プレーオフに入ると“エース級”の歌声を持った方が抜擢される印象です。マイアミ・ヒートなどは縁起を担いで去年のプレーオフまでジュリア・デールちゃんがずっと歌っていましたね。

試合への期待感も相俟って、この国歌斉唱の歌声が良いとついつい鳥肌が立ってしまう自分がいるのですが、1回戦のMVPはニコラス君でしょう。まずは鳥肌ものの歌声お聞きください。

https://youtu.be/fIyjOpce6BU

素晴らしい、の一言に尽きますね。力んで声を張りすぎたり、個性を出そうとしてアレンジをしても響かないときは響かない。元々難しい歌ですし、アカペラで歌う事もかなりの技術が必要だと思います。お見事でした!

ニコラス君が印象に残った訳は他にもありまして、画像には映っていないのですがニコラス君、歌い終わった時点で“どうだ!”といわんばかりに片手の手のひらを上に向け、もう片方の手をその上に人差し指でクルクル。

クルクル、クルクル。そう! ロケッツのエースJ.ハーデンが相手を“料理”している時に見せる喜びのジェスチャー。ニコラス君、度胸もあります。  >>>コラムの続きはWOWOW NBA ONLINEでチェック!!

文:佐々木クリス( WOWOW NBA ONLINE Twitter: @chrisnewtokyo

※WOWOW NBA ONLINE 5月1日掲載コラム「Vol.170 佐々木クリスが語る『Time to cook、ニコラス!』」より

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