クリーブランド・キャバリアーズは1月7日(日本時間8日)、アトランタ・ホークスからカイル・コーバーを獲得したことを発表した。キャバリアーズはホークスに、マイク・ダンリービー、モー・ウィリアムズ、将来的なドラフト1巡目指名権(2019年以降)、金銭を放出している。
コーバーは今季、ホークスで平均27.9分プレイ。9.5得点、2.8リバウンド、2.3アシストを記録している。フリースロー成功率は88.9%、3P成功率は40.9%。16試合で二桁得点をあげた。
4シーズン強を過ごしたホークスでは、球団通算記録となるFT成功率88.7%、同3位の3P成功数(818)を記録した。ホークスでの通算3P成功率は45.2%。332試合のうち311試合で3Pを最低1本は決めている。
NBAではフィラデルフィア・76ers、ユタ・ジャズ、シカゴ・ブルズ、ホークスでプレイし、現在14年目。通算996試合に出場し(先発417試合)、平均26.6分のプレイで10.0得点、3.1リバウンドをマークしている。2015年にオールスター選出。通算3P成功数1952本、同成功率42.9%はともに歴代8位にランクされている。
デイビッド・グリフィンGMは「コーバーほどの選手をキャバリアーズのファミリーに加えることができ、我々は非常にうれしく思っている」と喜びをあらわにした。
「NBAの歴史でも有数の3ポイントシューターで、犠牲を払うことを厭わず、チームを第一とするカイルは、コート内外で我々が望むキャバリアーズのDNAの全要素を兼ね備える。カイルとご家族がやってくるのを楽しみにしているよ。ファンも両手を広げて歓迎するだろう」。
キャバリアーズを離れるダンリービーは、2016年7月にブルズとのトレードで加入。23試合に出場し(先発2試合)、平均15.9分のプレイで4.6得点、2.0リバウンドをマークした。
また、2015年7月にフリーエージェントでキャバリアーズに加入したウィリアムズは、優勝メンバーとなった昨季、41試合に出場して平均18.2分プレイ。8.2得点、2.4アシストを記録している。
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