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[コラム] エリー&ニッシーの『朝の満員通勤電車に耐えられるで賞!?』

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NBAファイナル、熱戦が続いていますね!

個人的には、今年2月に現地観戦をしたゴールデンステイト・ウォリアーズが優勝するのを見たい気持ち半分、同じ歳の星、KINGレブロン・ジェイムズが故郷に錦を飾る姿を見て感動の涙を流したい気持ち半分。どちらを応援したらいいのでしょうか。

そんな私が悶々としている中、ここ日本でひそかにこんな戦いが……。

『朝の満員通勤電車、誰が一番耐えられるか選手権!』

以前、海外から留学していた友人が、「日本のラッシュの電車、ありえないよ~!」と嘆いていました。あそこまで混む通勤電車は、日本特有なのでしょうか。

というわけで、満員の通勤電車に耐えられる選手は誰だと思いますか?

私が、最初に思い浮かべたのは、ユタ・ジャズのレジェンド、ジョン・ストックトン! そのサラリーマンのような風貌は、スーツ姿で電車に乗っていたら、思わず「部長!」と挨拶したくなってしまうはず(笑)

ニッシーからは、デマーレ・キャロルやトニー・アレンなどと案が出ました。確かにハードワーカーな選手は、満員の電車の中でも、ハードにポジション取りをしていそうですね。

ちなみに私のイチオシ選手は、カワイ・レナード! 表情を変えずにプレーする姿を見る限り、たとえ乗車率が300パーセントを超えているような通勤電車でも飄々と目的地まで乗っていそうでしょう?

そして、ブルズのヘッドコーチだったトム・ティボドーもランクイン! THE仕事人間で有名な方ですからね。乗っていたら、やっぱり「部長!」と声をかけたくなります(笑)。むしろ早起きして、ラッシュ時間よりも早い電車に乗って座っていそうなんですが。私の父がそうなんですよね(笑)

そんなツワモノたちを見事に抑え、『朝の満員通勤電車に耐えられるで賞!?』に輝いたのは……

マシュー・デラベドバ!!!!

このファイナル、彼のプレーに心を奪われた方も多いはず。私もその一人です。あの泥臭く闘志あふれるプレー! 熱くなります。そんな彼なら、満員電車の中でもたくましく頼もしいことでしょう。きっと、一緒に乗っていたら……私の居場所さえも作って守ってくれるんだろうなぁ~と私の妄想は膨らみます(笑)

というわけで、見事優勝したデラベドバには、オフに来日してもらって、観光する際に満員電車を体験していただきたいですね!!

まずは、『朝の満員通勤電車に耐えられるで賞!?』らしいプレーを、最後まで見せてもらいましょう!

文:エリー(木村英里)
テレビ静岡、WOWOWのアナウンサーを経て、現在はフリーアナウンサーとして活動中。これまで、NBAだけでなくサッカー、テニスなどスポーツ中継を主に活動してきた。2012-13シーズンから3シーズン、WOWOW NBA中継の進行を担当。2015年2月、チャンドラー・パーソンズを“イケメン表彰”し、現地で記事に取り上げられた。 Twitter: @kimuraeri

イラスト:ニッシー(西尾瑞穂)
イラストレーター、CGデザイナー、バスケットボールライター。イラストやCGの制作、バスケットボール取材、コラムや漫画の執筆、写真撮影など幅広く活動。2013年から1年間NBA.com Japanでイラストコラムを連載した。現在もユタ・ジャズ関連を中心に毎シーズンNBA現地取材をしている。2011年にデロン・ウィリアムズとカイル・コーバー主催のチャリティ・ドッジボール大会のメイン・ビジュアルを手がけたほか、NBA選手たちのTwitter、Instagram、Facebookのアイコン用イラストを数多く描いている。 Twitter: @jashin_mizuho Instagram: jashinmizuho

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