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[コラム] エリー&ニッシーの『NBAイチ☆学ランが似合う選手はオレだ!』

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カンファレンス・ファイナルは、クリーブランド・キャバリアーズ対アトランタ・ホークス、ウォリアーズ対ロケッツになりましたね! みなさんの予想は当たっていましたか?

私は残念ながら……。クリッパーズ対ロケッツというセミファイナルが予想外だったもので(笑)。でもファイナル予想は、キャブス対ウォリアーズ! どうなりますかね?

さて、そんな中、今回のテーマは、「NBAイチ☆学ランが似合う選手はオレだ!」です。学ランは、日本独自とも言っていい学生服ではないでしょうか。決してツッパリを探そうというわけではありません(笑)。みなさんは、学ランが似合う選手とイメージすると誰が浮かびますか?

テーマが決まったところで、ニッシーと討論開始。様々な選手の名前が挙がりました。

まず名前が挙がったのは、ブレイク・グリフィン(ロサンゼルス・クリッパーズ)。ツッパリ風学ラン部門でランクイン。定番のパンチパーマ風なヘアスタイルと番長らしい風格ですからね。まさに、NBA高校の番長でしょう!

そして、私のイチオシは、カイル・コーバー(アトランタ・ホークス)。学年に一人はいそうな優等生イケメン。コーバーの驚異的なスリーポイント成功率の裏には、毎回シュートを打つたびにチェックする20ものリストがあるそうですね。お勉強もできて、生徒からの信頼も厚い、おそらく生徒会長キャラですね!

さぁそして、グリフィンとコーバーを抑え、見事、「NBAイチ☆学ランが似合う選手」に輝いたのは……現在プレーオフでも存在感を示している、デニス・シュローダー(アトランタ・ホークス)です!!

実は、シュローダーの受賞の裏には、ニッシーの強力なプッシュアップがありました。シュローダーの、目を引く黒髪に輝く金色のメッシュは、ニッシーいわく、「オールド・ファンには懐かしい漫画『湘南爆走族』の石川晃を思い出させてくれるんですよ!」とのこと。

残念ながら、この漫画を私は知らないんですけどね(苦笑)。知らないと言ったら、「映画では織田裕二さんが演じられた!」と、さらにニッシーの熱弁は続きました。ということは、今や名俳優の織田裕二さんが、若い頃に演じた役と重なるシュローダー、間違いなく、将来名プレーヤーになることでしょう!

個人的には、私が子供の頃に過ごしたドイツ出身の選手であることが嬉しいです。ダーク・ノビツキーだけじゃないんですよね~。

というわけで、私たちの独断と妄想で、「NBAイチ☆学ランが似合う選手」は、デニス・シュローダーに決定しました!!

1951年以来のNBAチャンピオンを目指しているアトランタ・ホークス! 優勝にはシュローダーの活躍が不可欠ですからね。

みなさん、「NBAイチ☆学ランが似合う選手」のシュローダーにさらなるご注目を!!

文:エリー(木村英里)
テレビ静岡、WOWOWのアナウンサーを経て、現在はフリーアナウンサーとして活動中。これまで、NBAだけでなくサッカー、テニスなどスポーツ中継を主に活動してきた。2012-13シーズンから3シーズン、WOWOW NBA中継の進行を担当。2015年2月、チャンドラー・パーソンズを“イケメン表彰”し、現地で記事に取り上げられた。 Twitter: @kimuraeri

イラスト:ニッシー(西尾瑞穂)
イラストレーター、CGデザイナー、バスケットボールライター。イラストやCGの制作、バスケットボール取材、コラムや漫画の執筆、写真撮影など幅広く活動。2013年から1年間NBA.com Japanでイラストコラムを連載した。現在もユタ・ジャズ関連を中心に毎シーズンNBA現地取材をしている。2011年にデロン・ウィリアムズとカイル・コーバー主催のチャリティ・ドッジボール大会のメイン・ビジュアルを手がけたほか、NBA選手たちのTwitter、Instagram、Facebookのアイコン用イラストを数多く描いている。 Twitter: @jashin_mizuho Instagram: jashinmizuho

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