証明すべきこと: 健康状態の改善
ニューオーリンズ・ペリカンズのアンソニー・デイビスの状況は、ヒューストン・ロケッツのジェームズ・ハーデンに近い。両者はともに、2シーズン前に印象的なパフォーマンスを披露したが、昨季は残念な結果に終わってしまった。
その理由は、デイビスが肩の関節唇を痛めながら3シーズンの間、だましだましの状態でプレイしてきたからにほかならない。そして、他の選手も負傷で離脱していたからだ。
デイビスが健康な状態を維持し、MVP候補に挙げられるようなプレイを見せることが、ペリカンズにとって成功と呼べるシーズンになるカギだろう。
健康状態の不安を除けば、デイビスが直近2シーズンで残した平均24得点、10リバウンド、2ブロック以上という成績は、たとえばシャキール・オニール、デビッド・ロビンソン、パトリック・ユーイングのように、バスケットボール殿堂入りを果たした偉大な選手に近いものがある(オニールは今月、正式に殿堂入りする予定)。3人共、デイビスと同様に24歳の誕生日を前に同等の成績を残していた。つまり、デイビスはそれだけ類いまれな選手なのだ。
原文: Eight NBA players with the most to prove in 2016-17 by Scott Rafferty/Sporting News