5月31日(日本時間6月1日)にオラクル・アリーナで行なわれたクリーブランド・キャバリアーズとゴールデンステイト・ウォリアーズによるNBAファイナル第1戦は、ホームのウォリアーズがオーバータイムの末に124-114で勝利した。試合後の会見で、キャブズのレブロン・ジェームズがメディアからの質疑に応じた。
▶ NBAファイナルを観るならRakuten NBA Special
――第4クォーター終了時点でJR(スミス)と言葉を交わした際、明らかにフラストレーションが溜まっているように見えた。第1戦から気持ちを切り替えるため、そして彼の気持ちを前に向かせるためにも言えることはある?
前に進まないといけない。今日の試合は終わった。勝つチャンスはあった。自分は、絶対にJRを見捨てない。それ(仲間を見捨てること)は自分のやり方ではないんだ。自分の選手、チームメイトを見捨てはしない。それは言う必要もないことだ。
――JRからチームメイトに話はあった?
何もなかった。
――これまでもNBAファイナルでは素晴らしいプレイをしてきた。今回が8年連続のファイナル進出で、第1戦で51得点(ファイナルでのキャリアハイ)を記録した。チームメイトのどういう貢献があって、自分のプレイがネクストレベルに到達したと思っている?
自分は、チームが勝つために必要なことならなんでもやろうと思っている。オフェンスで三拍子揃った選手になろうとしている。得点を決めて、リバウンドを奪って、チームメイトをプレイに関与させようとしている。今夜の試合でも、そういうプレイをしたつもりだ。
――精神的にはつらい? 今日の試合ではフィールドゴール32本中19本を決めて51得点を記録した。ハードにプレイした後で、第2戦までは数日しかない。あなたもチームも良いプレイをしたのに結果を残せなかったわけだが、どうやって切り替える?
今日の結果を受け入れる。このタスクがどれだけ難しく、どれほどまでに大きな試練かはわかっている。今夜は、もっと良いプレイができていたかもしれないとか、こうしていたら自分たちが勝てていたかもしれないとか、もっと違うプレイができていたかもしれないとかを考えて、明日の朝にはフレッシュな気持ちで起きる。そして前に進むんだ。
[特集]NBAファイナル2018: ゴールデンステイト・ウォリアーズ vs クリーブランド・キャバリアーズ