NBA

オーバータイムの末にウォリアーズがNBAファイナル2018 第1戦に勝利

Author Photo
Sporting News Logo

5月31日(日本時間6月1日)にオラクル・アリーナで行なわれたクリーブランド・キャバリアーズとゴールデンステイト・ウォリアーズによるNBAファイナル2018 第1戦は、延長戦の末、ウォリアーズが124-114で勝利した。

▶ NBAファイナルを観るならRakuten NBA Special

キャブズは1点差(106-107)の状態で迎えた第4クォーター残り4.7秒にジョージ・ヒルが2本のフリースローを獲得したものの、2本目を外して107-107のまま延長戦に突入した。

オーバータイム開始から主導権を奪ったのはホームのウォリアーズで、9-0のランでリードを拡大。その後もドレイモンド・グリーンとクレイ・トンプソンが勝負を決める3ポイントショットを成功させ、ウォリアーズがまず1勝目を手にしている。

試合後の会見では、レギュレーションでの最後のプレイに関する質問が集中した。ヒルのフリースロー失投後、残り4.5秒にJR・スミスがオフェンシブリバウンドを奪った後のプレイで、スミスは自らショットを打たず、ボールを持って時間を消化している間に試合終了のブザーが鳴り、オーバータイムにもつれることになった。

キャブズのタロン・ルー・ヘッドコーチは、スミスについて「彼は、チームが1点リードしていたと思っていた。だから我々の勝利で終わったと思ったようだ」と説明している。

だが、当事者のスミスは試合後「同点だったことはわかっていた」と話した。

「チームがタイムアウトを取ると思っていた。自分がKD(ケビン・デュラント)越しにショットを打つなんて、誰も考えていなかったと思う」。

ウォリアーズのデュラントもスミスの判断に関して質問され、こう答えている。

「自分だってつまらないミスをコートでするわけだから、何とも言えない。JRが何を考えていたのかはわからない。彼は素晴らしい形でリバウンドを奪い、チームが試合に勝つためのチャンスを作った」。

ウォリアーズ(1勝0敗)はステフィン・カリーが29得点、9アシスト、デュラントが26得点、9リバウンド、6アシスト、トンプソンが24得点、グリーンが13得点、11リバウンド、9アシスト、5スティールで勝利に貢献した。

敗れたキャブズ(0勝1敗)は、レブロン・ジェームズがファイナルでの自己最多51得点に加えて8リバウンド、8アシスト、ケビン・ラブが21得点、13リバウンドだった。

第2戦は同会場で3日(同4日)に行なわれる。

ボックススコア

▶ NBAファイナルを観るならRakuten NBA Special

[特集]NBAファイナル2018: ゴールデンステイト・ウォリアーズ vs クリーブランド・キャバリアーズ


今なら1か月間無料で見放題! スポーツ観るならDAZN!!

著者
NBA Japan Photo

NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ