5月3日(日本時間4日)にクイックン・ローンズ・アリーナで行なわれたNBAプレイオフ2017 イースタン・カンファレンス準決勝 第2戦、トロント・ラプターズ対クリーブランド・キャバリアーズの一戦は、レブロン・ジェームズが39得点、6リバウンド、4アシスト、3スティール、2ブロックの活躍でチームを引っ張り、キャブズが125-103で快勝した。
キャブズは第1クォーターを34-22で上回り主導権を掴むと、その後もチームのペースで試合を進め、第3Q終了までにリードを26点(99-73)に拡大。第4Q中盤までに勝負を決め、残り5分9秒にはジェームズを下げる余裕の試合運びでシリーズ2連勝を飾った。
ジェームズは試合後「良い感じでプレイできているよ」と話している。
「今夜もプレイを決められて、それが今日もチームの勝利に繋がって良かった」。
ジェームズはプレイオフでの通算得点でカリーム・アブドゥル・ジャバーを抜き歴代2位に浮上した。
キャブズ(2勝0敗)はジェームズのほか、カイリー・アービングが22得点、11アシスト、チャニング・フライが18得点、イマン・シャンパートが14得点で勝利に貢献した。
ラプターズは、昨年のカンファレンス決勝を含め、キャブズとのプレイオフ・シリーズで敵地5連敗。第3戦からはホームのエア・カナダ・センターで行なわれるものの、先発ポイントガードのカイル・ラウリーが第3Qに左足首を捻挫し、第4Qはアイシングのためプレイしなかった。
試合後の会見に足を引きずりながら登場したラウリーは、患部の状態について「かなり痛いね」と説明している。
「痛みはあるけれど、不満なんて言わない。治療を受けて、第3戦に向けて準備する」。
2連敗のラプターズ(0勝2敗)は、ヨナス・バランチュナスがベンチ出場から23得点、コリー・ジョセフが22得点、ラウリーが20得点、5アシスト、サージ・イバカが16得点、デマー・デローザンが5得点、3リバウンド、3アシストをあげている。
第3戦は5日(同6日)にエア・カナダ・センターで行なわれる予定だ。