7月6日(日本時間7日)、セルビアのベオグラードで行なわれているリオデジャネイロ・オリンピック男子最終予選で、グループBの日本はチェコと対戦し、87-71で敗れ、グループ最下位での敗退が決まった。
前半最大18点差(18-36)をつけられた日本は、第3クォーター残り5分17秒までに10点差(45-55)に点差を縮めたものの、直後チェコはトーマス・サトランスキのジャンプシュートを起点に連続8点の猛攻で再びリードを広げる。
松井啓十郎が同Q終盤に連続3ポイントシュートを成功させるが、要所で確実に得点を決めてくるチェコとの点差を一桁台に縮められず、40点差で大敗を喫したラトビア戦に続いて、グループ2連敗。リオ五輪出場の道が断たれる結果となった。
日本は、辻直人が18得点、比江島慎が16得点、竹内譲次が13得点、7リバウンド、渡邊雄太が10得点、7リバウンド、3ブロック、3スティールを記録した。
勝利をあげたチェコは、8日(同9日)に行なわれるベオグラードラウンド準決勝は、グループB1位通過のラトビア対グループA2位通過のプエルトリコ、グループA首位通過のセルビア対グループB2位チェコという組み合わせとなった。
イタリアのトリノラウンド準決勝は、グループA首位通過のギリシャ対グループB2位のクロアチア、グループB首位通過のイタリア対グループA2位通過のメキシコという組み合わせが決定している。
6日に大会2日目を終えたフィリピンのマニララウンドは、カナダが58-55でセネガルに勝ち、グループA首位通過が決定、ニュージーランドが89-80でフィリピンを下し、フィリピンのグループB敗退が決まった。フィリピンは元NBAのアンドレイ・ブラッチェが30得点、7リバウンドと気を吐いたものの、勝利には至らずオリンピック出場はならなかった。7日には、1敗同士のセネガル対トルコ(グループA)、1勝同士のニュージーランド対フランス(グループB)の対戦が予定されている。