

レブロン・ジェイムスは優勝するために昨年夏マイアミ・ヒートに移籍。多くの批判を受け続けてきたが、ヒートが優勝への道を辿ってさえすれば何の問題もなかった。だが彼自身の最悪のプレイで優勝に暗雲が立ち込め始めた。
ファイナル第4戦の翌日の現地時間8日、「昨夜はいいプレイができなかった。第5戦ではもっと良いプレイができるよう、自分に厳しくして打開策を見つける」と話した。
ジェイムスは第4戦で11本しかショットを打たず、わずか8得点に終わり、自身のこれまでのプレイオフ90試合で初めて一桁得点に抑えられた。一晩中自分を責めたというジェイムスだが、「もし(NFLの)スーパーボールだったら、あれで終わりだった。だがファイナルはシリーズだ。ひどいゲームをしたとしても、次のゲームで挽回できる。第5戦はまさにビッグゲームとなる」と言う。
ジェイムスが消極的なプレイで厳しい視線にさらされているのとは反対に、ダラス・マーベリックスのダーク・ノビツキーは第2戦では左手中指の腱を断裂しながら、その左手で残り3.6秒にレイアップを決めて逆転勝利に牽引。第4戦では39度の高熱に悩まされながら、第4Qに21得点中10得点を挙げて、またも大逆転勝利に導き、シリーズをイーブンとした。同8日の練習後にノビツキーは、「熱も下がり、気分が良くなった。夜また戻って練習をし、明日の試合に備える」と話した。
マブスのドニー・ネルソン社長は、「ドウェイン・ウェイドとレブロン・ジェイムスはまさにスーパーマンだ。だが我々のスーパースター、ダーク・ノビツキーは、ヨーロッパ出身で、ソフトで、ビッグゲームに勝てないと、一度もスーパースターとして扱われたことがなかった」と言う。だがこのファイナルの活躍で、そうした批判を返上している。
一方敗れたヒートは、ジェイムスをもっとアグレッシブにさせる方法を見つけなければならない。このファイナルではドウェイン・ウェイドが一番活躍しており、第4戦ではスタートからクリス・ボッシュが好調に飛ばし、ジェイムスは3番目のオプションとして、いかにして貢献するか困惑しているように見えた。ヒートのエリック・スポールストラHCは、「レブロンには考えすぎないで欲しい。アグレッシブに行こうという気持ちがあれば十分だ」と期待する。
ヒートはこのファイナルで最初の7クォーター(第1戦と第2戦第3Qまで)を大きく支配し、スウィープして優勝するのではと思われた。だが2006年のファイナルでヒートに痛恨の敗退を強いられたマブスは必死に食い下がり、ほとんどの試合で第4Qを支配。ジェイムスはこのファイナルでの第4Qの得点の合計は9得点に抑えられている。
マブスがヒートにリベンジを果たせるのか、そのためには第5戦の勝利が必須となる。

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