

レブロン・ジェイムスがマイアミ・ヒートへの移籍を決断してから110日が経過した。
ドウェイン・ウェイド、クリス・ボッシュとのオールスタートリオ結成後、メディアはヒートの手法を批判し、クリーブランドにはジェイムスへの怒りしか残らなかった。
この豪華なチームを指揮することになったヒートのエリック・スポールストラHCは、開幕戦を1日後に控えた現地25日、敵地ボストンに向かう前に選手達を集め、手短なミーティングを行った。その手には、2006年にヒートが獲得した優勝トロフィーがあった。
「今年のオフが永遠に続くような気持ちになったかもしれない。そのくらい長い夏だったと私も思っている。だが、我々はようやくこの日を迎えた。ようやく試合にだけ集中出来る時期が来たんだ。我々の目標はこのトロフィーを勝ち取ることだ。皆でやってやろうじゃないか!」と、スポエストラHCは語ったという。
レギュラーシーズン初戦の相手は、ファイナル進出前に必ず倒さなければならないとされる、ボストン・セルティックス。
ヒートより先にビッグ3を形勢し、3年前に優勝を達成している古豪は、全世界が注目するヒートとの開幕戦、そして涙を呑んだ昨シーズンのファイナル第7戦以降初の実戦に、モチベーションを相当高めている。
「イーストの王者は俺達だけど、今シーズンもハードな競争に勝たないと、同じ位置には立てない」と、セルティックスのレイジョン・ロンド。
ドック・リバースHCは、「明日の試合では、世界中がボストンに釘付けになる。我々は単にヒートの対戦相手としか見られないだろうがね」と、ヒートへの注目の高さについてコメントしている。
多くのファン、メディアが騒ぎ立てているが、注目の渦中にいるジェイムスらは、あくまでもレギュラーシーズンの第1戦目ということを強調している。また、「俺達はオフの移籍で、世界で最も嫌われるチームになった。ボストンでも敵意むき出しの環境でプレイすることになるだろうね」と話している。
最低でも優勝をノルマとしているヒートにとって、避けては通れない相手との試合となるだけに、周囲は開幕戦の結果を、レギュラーシーズンを通してヒートがどういう試合をするかの試金石として捉えるだろう。
「明日になれば準備万端さ」と何度も口にしたジェイムス。
ジェイムス、ウェイド、ボッシュという3人のオールスター選手が、それぞれのキャリア全盛期にトリオを組んだヒートに対し、ピアース、レイ・アレン、ケビン・ガーネット、ロンドらがホームゲームでファンの期待に応えられるかどうか。
全NBAファン注目の一戦は、同26日、TD・ガーデンで行われる。

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