6月16日(日本時間17日)、サクラメント・キングスに所属するザック・ランドルフの弟が、故郷のインディアナのバーの外で銃撃され、殺害されていたことが分かった。『AP』が報じた。
当局によると、午前5時ごろに銃声が聞こえ、駆け付けた警官が、バーの外にあった2台の車の間で血を流して倒れているロジャー・ランドルフを発見した。当局は発砲の状況が分からないとしつつ、無差別攻撃とは考えていないと明かした。
35歳のロジャー・ランドルフはこれまで何度か犯罪歴があり、2004年には3名が負傷したナイトクラブ銃撃事件で刑務所に入った。2005年に禁固3年の判決を受けている。
店にいたザック・ランドルフも尋問されたが、起訴されなかった。
ロジャー・ランドルフは昨年も飲酒運転で起訴され、先週公判があったばかりだった。
ザック・ランドルフは2000年にマリオン高校を州優勝に導き、ミシガン州立大学を経てNBA入り。キングスのほか、ポートランド・トレイルブレイザーズ、ニューヨーク・ニックス、ロサンゼルス・クリッパーズ、メンフィス・グリズリーズでプレイし、オールスターに2回選出されている。
ロジャー・ランドルフも才能に恵まれたバスケットボール選手だったが、度重なるトラブルで高校を追い出された。『The Oregonian』が2004年に報じたところによれば、母親はペンシルベニア州の全寮制の学校に通わせたという。