6月21日(日本時間22日)にブルックリンのバークレイズ・センターで開催されたNBAドラフト2018では指名されなかったものの、ジョージ・ワシントン大学出身の渡邊雄太が、ブルックリン・ネッツの一員としてサマーリーグに出場することを発表した。
チームの公式発表はまだなく、渡邊は自身のTwitterアカウントでネッツからサマーリーグに出場することを明かしている。
昨夜のドラフト直後に決まってましたが、サマーリーグにはブルックリンネッツでプレーさしていただく事になりました!ドラフトを期待してくれた方々には残念な思いをさしてしまいましたが、サマーリーグでしっかり結果を残せるように頑張ります!!
— Yuta Watanabe 渡邊 雄太 (@wacchi1013) June 22, 2018
今春に同大を卒業した渡邊は、NBA選手になるという幼い頃からの夢を叶えるため、ドラフト前にイタリアで開催されたNBAグローバルキャンプ2018に参加。また、ドラフト前ワークアウトにも精力的に参加し、5月21日(同22日)のネッツを皮切りに、ワシントン・ウィザーズ、アトランタ・ホークス、オクラホマシティ・サンダー、インディアナ・ペイサーズ、フェニックス・サンズ、ゴールデンステイト・ウォリアーズ、フィラデルフィア・76ersのワークアウトに続けて参加し、アピールに努めた。
ドラフトではどのチームからも指名を見送られながらも、サマーリーグで結果を残して開幕ロスター入りした例は少なくない。日本人史上2人目のNBA選手誕生に向け、渡邊にとって勝負の夏は続く。
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