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[宮地陽子コラム第71回]ブレイザーズのキーマン3人に聞く“チームの進化”(3):エバン・ターナー

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──外から見ていたときのブレイザーズの印象は?

とても才能あるチームで、みんなが全力でプレイするブルーカラー・タイプのチームだと思った。それは入る前からわかっていた。

──このチームにあなたがもたらすことができることは何ですか?

幅の広いプレイができること、そしてもう一人のプレイメーカー的な存在になることだ。このチームは層が厚いけれど、この先共にプレイしていくうちに、さらによくなると思う。

──これまでチームにどう適応してきていると感じますか?

クールだ(うまくいっている)。システムに慣れる必要はあるし、プレイを覚える必要はあるけれど、それはプレイ中のアクションとか、毎回、攻撃のときにチームとして何をしたいのかといったことを理解することだと思う。今は、それが一番の課題だ。慣れるのに時間は必要だけれど、日に日によくなってきているし、そのうちできるようになると思う。

──ストッツHCは、まわりのみんながシステムを理解して慣れている中に加わることになっただけに、あなたにとってはさらに大変なのではないかと言っていました。

いいや、それはそうでもない。一番は、試合中やりながら、何をやろうとしているのかを判断することだ。時に、何かプレイがコールされたときに、間違った方向に行ったり、間違った選手のところにパスしてしまったりといったことがある。今は、それが一番難しいところだ。やりながら覚えていこうとしているので、それが今は一番大変だ。でも、試合ごとにより理解できるようになってきているから、最終的には問題ないと思う。

トップテリー・ストッツHCデイミアン・リラードエバン・ターナー

文:宮地陽子  Twitter: @yokomiyaji

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