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[コラム]戦線離脱中のクリス・ボッシュ(佐々木クリス)

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What's up !? 東京のGWは素晴らしい天候に恵まれ、パソコンに向かいながらでも気分は上向きな佐々木クリスです。全国のNBAファンもお出かけの合間に、プレイオフ観戦を楽しんでいるでしょうか? 休日を1日観戦に当てるという熱心な方も勿論いらっしゃるでしょう。白熱のチャンピオンシップの行方をこのまま6月まで一緒にロックオンしてしまいましょう! 

東・西ともに準決勝が始まっておりますが、マイアミ・ヒート対トロント・ラプターズの第1戦を観戦していた時に懸命に声をあげて、試合にフォーカスしている選手に目が行きました。 

それは、2月に血栓が見つかり余儀なく戦列を離れているヒートのクリス・ボッシュです。 

オールスターに選ばれながら直前で出場辞退との報道……最初はふくらはぎの怪我? といった感じで欠場理由、健康状態もどこか曖昧なことしか情報が届いていませんでした。

遡れば昨シーズンも素晴らしいパフォーマンスでチームを牽引しながらも肺血栓が見つかり、命に関わることなので当然のドクターストップ。チームもプレイオフ進出を逃しましたが、昨季の離脱を乗り越え『再びバスケットボールをプレイする喜びが再発見できた』。そのような気持ちを携えて臨んだ今季もボッシュはオールスター選出が当然と思われる活躍をしていながらの再離脱となっていました。 

今では左ふくらはぎの血栓であることが暗黙の了解というか、事情通の中では共通認識になっておりますが、アメリカの大手メディアは、公式発表に血栓という言葉が使われたことが1度もないため、ボッシュの健康状態の報道に関しても“血栓”という表現を避けている状態が続いていました。 

そんな曖昧な情報はいろいろな憶測を呼ぶことに。今回は生命の危険に直結する状態では無いと思われていたけれど、公式発表がないので球団は何かもっと最悪のケースを隠しているのではないか? 

ファンの不安が高まる頃、現地3/11にはついにボッシュ本人が球団を通さずTwitterで声明を発表。

『僕の健康に関する声明』と題された文章には、改めて今回の健康被害が生命に関わることではないこと、球団関係者、医師と共に健康回復のための最善を尽くしていることに加え、心配してくれているファンのサポートへの感謝、そして今季は戦列に戻れると前向きに捉えている、との内容でした。 

しかし……>>> コラムの続きはWOWOW NBA ONLINEでチェック!!

文:佐々木クリス( WOWOW NBA ONLINE Twitter: @chrisnewtokyo

WOWOW NBA ONLINE 5月6日掲載 「Vol.216 佐々木クリスが語る『先生… バスケがしたいっす』」より


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ