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[コラム]ウォリアーズの開幕24連勝を振り返る(佐々木クリス)

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What's up!? みなさんお元気ですか? 最近Twitterでボストン・セルティックスのエバン・ターナーに『激似ですよ!』と言われました、佐々木クリスです。NBA選手に似ていると言われること自体光栄な話なので、なんならNBA級のバスケスキルももらえたら楽しいなぁと思う今日この頃です。

コラムを読んで頂いていてまだ僕のTwitterをフォローしていない方は @chrisnewtokyoで日々NBA情報をつぶやいているので @wowownba と併せて是非!

さて今回のコラムは無敗を保っていた、前年度王者ゴールデンステイト・ウォリアーズに今季初めての土がついた話。Let's go!

24-1

ミルウォーキー・バックスに負けたその夜、ロッカールームに取材に行ったウォリアーズ番記者によると先発パワーフォワード(PF)のドレイモンド・グリーンはレイ・チャールズの“ジョージア・オン・マイ・マインド”を口ずさんでいたと言う。その顔は悲しみや失望とは無縁だっただろう。

連勝が止まってしまって残念か? と聞かれれば当然そのはず。過去に3pt成功数のNBA記録に意外にも(?)こだわる面を見せてきたエースのステフィン・カリーは、これで通常のシーズンに集中できるか? と尋ねられ『当然、それ以外の余地もないしね。(NBA記録の)33が手を伸ばせば届く距離にあったし、誰も連勝に終わりが来ることを望んではいなかったから辛いけど、24勝1敗、これでホームに戻れる。しっかりとやるべきことをこなし、我々のベストの状態のバスケットボールの内容に戻りたい』と返答している。

7試合以上のロードでの連戦を全勝で切り抜けたチームは過去になく、バックス戦に敗れなければ、ウォリアーズの経歴欄にもうひとつ記録が加えられる目前だった。振り返ると改めて開幕24連勝の凄さを実感できる部分でもある、前日のダブル・オーバータイムのセルティックス戦、ブルック・ロペスのティップショットが入っていれば……薄氷を何度も渡ってきた。それでも最後にウォリアーズが勝つだろう……開幕から不思議な雰囲気がいつも彼らの周りを包み込んでいた。

我々のベストの状態のバスケットボールの内容に戻りたい

カリーの言葉にもあるが、アメリカ現地のNBAアナリストたちもここ2週間ほどのウォリアーズは最高の内容ではプレーしていないとみていたようだ。怪我人もいて、大量得点に隠されたカリー不調の試合も幾つかあった。ただそれでも勝ち続けられる、それだけの力の差があっただけなのだ。

その辺りをチームのハート&ソウル=心臓であり魂であるドレイモンドが説明してくれている……

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文:佐々木クリス( WOWOW NBA ONLINE Twitter: @chrisnewtokyo

WOWOW NBA ONLINE 12月18日掲載コラム「Vol.189 佐々木クリスが語る『ドレイモンドが語る『悪い勝利、素晴らしき敗北』」より

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ