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ストームの渡嘉敷来夢がマーキュリー戦で2得点、勝ったマーキュリーはプレイオフ進出決定

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9月15日(日本時間16日)、トーキング・スティック・リゾート・アリーナでWNBAシアトル・ストーム対フェニックス・マーキュリーの一戦が行なわれ、ブリトニー・グライナーの21得点、ダイアナ・タラシの15得点などの活躍により、マーキュリーが86-62で勝利を収めた。

この勝利でマーキュリーはプレイオフ最終スポットを勝ち獲り、WNBAプレイオフ進出8チームがすべて出揃った。

連勝が4で止まったストームの渡嘉敷来夢は、13分16秒出場し、フィールドゴール3本を放って成功なしだったものの、フリースロー2本を沈めて2得点、3リバウンド、1アシストを記録した。

すでにプレイオフ進出を決めているストームは15勝18敗となり、マーキュリーに勝敗で並ばれたものの、マーキュリーとの今季直接対決で2勝1敗と勝ち越しているため、第7シードをキープしている。

ボックススコア


プレイオフ進出を喜ぶマーキュリーの(左から)ブリトニー・グライナー、ペニー・テイラー、ミスティ・バス

両チームは18日(同19日)のレギュラーシーズン最終日に、マーキュリーが敵地でサンアントニオ・スターズ(7勝25敗)と、ストームがホームでシカゴ・スカイ(17勝15敗)と対戦する。最終戦でストームが勝利もしくはマーキュリーが敗れれば、ストームの第7シードが確定する。また、ストームが敗れてマーキュリーが勝てば、マーキュリーが第7シードとなる。

WNBAプレイオフは21日(同22日)に開幕する。プレイオフ進出を決めた8チームは、15日時点でのシード順の上からミネソタ・リンクス、ロサンゼルス・スパークス、ニューヨーク・リバティ、シカゴ・スカイ、アトランタ・ドリーム、インディアナ・フィーバー、シアトル・ストーム、フェニックス・マーキュリー。

WNBAプレイオフは、第5~8シードがプレイオフ1回戦(第5シード対第8シード、第6シード対第7シード)を行ない、その勝利チームが第3~4シードと2回戦(第3シード対1回戦に勝った上位シード、第4シード対同下位シード)を行なう。続いてその勝者が第1~2シードとセミファイナル、その勝者同士がファイナルを行なう(相手は1~2回戦と同様、下位シードが上位シードのチームと対戦)。1~2回戦は1戦勝負、セミファイナル以降は3戦先勝シリーズ(ベスト・オブ・ファイブ)となる。

WNBAプレイオフのフォーマット


[特集]渡嘉敷来夢 WNBA 2016シーズン


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ