ダラス・マーベリックスが6月21日(日本時間22日)にバークレイズ・センターで行なわれるNBAドラフト2018で誰を指名したとしても、ウェスリー・マシューズには言っておくべきことがあった。
マシューズは『Mavs.com』に「今年のドラフトでは良い選手を指名できるチャンスがある。ロスターの中心になれる選手を獲得できるかもしれない」と語った。
「ただ、それが誰だろうと、チームに合流したら厳しくする。しっかり練習して、しっかりやってもらわないといけない。競争してもらわないといけない」。
13日に行なわれたマブスのフープキャンプに参加したマシューズは、チームがジェイソン・キッドを全体2位で指名した1994年のドラフト以降もっとも順位が上の指名順獲得を喜んでいる。だが、ぬか喜びはしていない。
「全体5位指名権を持っているといっても、何かが約束されているわけではないからね」と話したマシューズは、こう続けた。
「『全体5位指名権を持っているのだから、今後のプランはこうだ』とは言えない」。
「これからは、コーチ、選手、球団の全員がプランの一部にならないといけない。全員で取り組まないといけないんだ。今いる選手、戻ってくる選手も含めて、転換期をスムーズに進めないといけない。それができれば、ポストシーズンでプレイできるようになる」。
直近16年で15回プレイオフに勝ち進んでいるマブスは、昨季24勝58敗でレギュラーシーズンを終え、2シーズン連続してプレイオフ進出を逃した。
原文:Wesley Matthews ready to put the Mavs’ first-round draft pick “right in the fire” by Dwain Price/Mavs.com(抄訳)