3月21日(日本時間22日)にAT&Tセンターで行なわれたワシントン・ウィザーズ対サンアントニオ・スパーズの一戦は、ラマーカス・オルドリッジが27得点、9リバウンドでチームをあげたスパーズが98-90で勝利した。
およそ2週間前、スパーズは14試合で3勝11敗と苦しみ、21シーズン連続プレイオフ進出が危ぶまれる事態に陥っていた。しかし、5連勝を記録して立ち直り、現在ウェスタン・カンファレンス6位に踏みとどまっている。
復調の要因について、グレッグ・ポポビッチ・ヘッドコーチは「集中力を取り戻すために十分過ぎるくらい負けた。簡単なことだ」と語った。
「(チームディフェンスについては)全員で話し合った。練習ができないときには、シュート練習のときに取り組んだ。うちの選手は頭が良い。オフェンスが機能していない以上、もし守備を取り戻せなければ何も得られないことを理解している」。
この連勝中平均29.6得点、9.2リバウンドを記録しているオルドリッジについて、トニー・パーカーは「彼はすべてをこなしてくれている」と称えている。
「信じられないくらい素晴らしいプレイをしている。非常に高いレベルのプレイをしている。今は彼の得点が必要だ」。
スパーズ(42勝30敗)はオルドリッジのほか、カイル・アンダーソンが16得点、ルディ・ゲイが10得点で勝利に貢献した。
敗れたウィザーズ(40勝31敗)は、ブラッドリー・ビールとケリー・ウーブレイJr.がそれぞれ21得点だった。