3月10日(日本時間11日)にアメリカンエアラインズ・アリーナで行なわれたワシントン・ウィザーズ対マイアミ・ヒートは、ジェームズ・ジョンソンが20得点、5アシストを記録し、ヒートが129-102で大勝した。
第2クォーター残り3分51秒に46-44と2点リードしていたヒートは、ここからの16分間で71-35とウィザーズを突き放した。第3Qは43-28と圧倒。1クォーターに43得点は、2013年10月30日(同31日)以来、394試合ぶりの数字だ。
ビハインドを背負うことのないまま連勝を飾ったヒート(36勝31敗)は、ウェイン・エリントンが17得点、ケリー・オリニクが13得点、11リバウンド、ジョシュ・リチャードソンが13得点を記録。
スターターがフィールドゴール成功率77%を記録し、ジョンソンとリチャードソンが合わせてFG15本中14本成功を決めたヒートは、11試合連続で100得点以上をマーク。これは球団史上3位タイとなる。
エリック・スポールストラ・ヘッドコーチは「選手層の厚み、複数選手が貢献できることが、我々の強みだ」と、チーム全体での勝利を喜んだ。
ハッサン・ホワイトサイドがでん部の痛みで欠場したヒートは、第4Qにドウェイン・ウェイドが軽いハムストリングの痛みでベンチに下がった。ウェイドは「出場しないだろう」と、ロード3連戦の初戦となる12日(同13日)のポートランド・トレイルブレイザーズ戦を欠場する見込みと明かした。
「おそらくそれは保証できる。治療をして、日々の様子を見て、戻れるかどうかをみていこう。あまり長くかからないことを願う。こういうのが腹立つのは確かだね」。
一方、連勝が5で止まったウィザーズ(38勝29敗)は、ジョディ・ミークスが23得点、ブラッドリー・ビールが14得点を記録している。
6日(7日)のヒート戦でオーバータイムまで戦い、前日もロードでニューオーリンズ・ペリカンズと戦っていたウィザーズ。だが、ミークスは「恥ずかしいね」と述べた。
「疲れているなんて言い訳はできない」。
スコット・ブルックスHCも「落胆している」と肩を落としている。
「自分に落胆している。選手たちに落胆している。今日の我々のようなプレイで成功した例は、バスケットボールの歴史において多くない。受け入れられないよ」。