5月20日(日本時間21日)にオラクル・アリーナで行なわれたヒューストン・ロケッツとゴールデンステイト・ウォリアーズによるウェスタン・カンファレンス・ファイナル第3戦は、ステフィン・カリーが35得点の活躍を見せ、ウォリアーズが126-85で大勝した。
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序盤からロケッツが攻めの姿勢でリードしていたものの、早めのタイムアウトからウォリアーズの意識が明らかに変わり、ウォリアーズが主導権を一気に奪った。ウォリアーズはディフェンスでロケッツを苦しめ、ハーフタイムを54-43のリードで迎えた。
後半に入ると、ここまで本来のシュート力が見られていなかったカリーが復調。3ポイントショットだけでなく、ドライブからのシュートも決め続け、リードを大きく広げた。第3クォーターに打った7本全てのシュートを決めたカリーは、同クォーターだけで18得点という活躍を見せた。カリーは「トランジションでオープンなシュートがあると、一瞬だけ静かになる瞬間があるんだ。特にこの会場ではね」と語った。
「とてもクールな瞬間だ。前半もそれを追い求めていて、何度かチャンスがあったのだがシュートを決めることができなかった。第3クォーターに全てが開けた。これまでずっとやってきていることだ。2試合シュートが入らなかったくらいで、影響はさせない」。
ウォリアーズはほかにケビン・デュラントが25得点、6アシスト、クレイ・トンプソンが13得点し、合計6選手が二桁得点を記録。ウォリアーズはこの勝利でプレイオフでのホーム戦16連勝となり、1990年4月27日から1991年5月21日まで15連勝したシカゴ・ブルズのリーグ記録を抜き去った。
一方のロケッツはジェームズ・ハーデンが20得点、9アシスト、クリス・ポールが13得点、10リバウンドと奮闘した。しかしターンオーバー数がウォリアーズの8回に比べ20回を記録し、そこから28失点を許した。ハーデンは「オフェンス面で我々は勢いがなく、相手にそこを突かれてしまった」と話した。
第4戦は22日(同23日)に同会場で行なわれる。