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ウォリアーズ、ホワイトハウス訪問についてチーム内で話し合い

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昨季王者ゴールデンステイト・ウォリアーズが、ホワイトハウスからの招待を受けるかどうか今秋チームで話し合うと『ESPN』が伝えた。

現時点ではドナルド・トランプ大統領からの招待状は届いていないものの、間もなく公式にウォリアーズにホワイトハウス訪問を希望する旨を伝えると見られている。『ESPN』によれば、ホワイトハウスを訪問するかどうかは、王者であるウォリアーズが決断するという。

スティーブ・カー・ヘッドコーチ、それからウォリアーズの数選手は、これまでにトランプ大統領を批判してきた。心変わりをしない限り、ケビン・デュラントも訪問を拒否することが濃厚で、デュラントはチームメイトも自身の意見に同意してくれると考えている。

デュラントは、先月『ESPN』とのインタビューを受けた際「自分は(ホワイトハウスへは)行かない」と断言した。

「今ホワイトハウスにいる人物を尊敬していない。彼が同意することに賛同できない。訪問しないことで自分の立場を示す。これは僕個人の考えだけれど、僕が知る限り、チームメイトも同意してくれると思う」。

カーHCは、チーム内には様々な考えがあると主張。デュラントとは異なる意見を持つ選手も現れる可能性を示唆している。

カーHCは「何人かの選手と話した」と語った。

「今回の件については、異なる意見や考え方がある。チームには世界各国の出身者がいて、それぞれ考え方が違う。全員で集まり、話し合ってどうするか決めることが重要だと思う」。

アダム・シルバーNBAコミッショナーは、昨年12月、ホワイトハウス訪問拒否は、大統領に自身の考えを伝える機会を逸する行為と話した。この意見に対し、カーHCはホワイトハウス訪問はリーグが決定することではなく、選手が決定すべきことと強調している。

カーHCは「リーグが指示をするのではなく、どうするかは我々が決める」と言う。

「私も意見を述べるが、決めるのは優勝を果たした選手たちだ。彼らが努力したからこそ優勝できた。チームの行動は、選手たちの考えが優先されるべき。チームのスタッフの1人として、コート上では彼らを導くが、最終的な判断は選手たちの考えを優先すべきと思っている。我々の行動すべてが選手たちによるところが大きい」。

原文:Warriors to decide as a team whether to visit Donald Trump’s White House by Marcus DiNitto/Sporting News


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