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新生ウォリアーズ、キャンプ初日から順調な滑り出し

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ケビン・デュラントをはじめ新加入選手が増え、新たなチームとなったゴールデンステイト・ウォリアーズが、9月27日(日本時間28日)に行なわれたトレーニングキャンプ初日の練習から手応えを掴んでいると、AP通信が伝えた。

デュラントが加わったことで、2年連続シーズンMVP受賞者のステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンのオールスターカルテットが誕生。NBA年間最多勝利記録となる73勝9敗という偉業を達成した昨季のチームを超えるという期待が高まる中、カリーは平静さを保っている。

ウォリアーズ戦では、全チームがベストな布陣でアップセットを狙いに来ることが予想されるが、カリーは、「あらゆることに備えておかないといけないね」と、話す。

「シーズンを通して、探り探りやっていくようになる。昨季は、対戦相手もレギュラーシーズン序盤から3月まで異なるやり方で僕らに向かってきた。相手のやり方に対応しないといけないし、僕自身は、これまでと変わらないメンタリティで試合に臨むだけ。期待なんて気にならない。自分は、より良い選手になりたい。昨季よりも良い選手になりたい。それは、KDがチームにいようがいまいが関係ない」。

新顔が増えたウォリアーズは、親睦を兼ね、メディアデーが開かれた9月26日(同27日)の夜、チーム全員で夕食を共にしたという。その翌日のキャンプ初日練習後、手応えを掴んだスティーブ・カー・ヘッドコーチは、「思っていたより上手くいった」と、語った。

「昨晩はチーム全員で夕食を共にした。キャンプ招待選手を含めても、12~13人は新顔がいる。昨季とは異なるチームで、異なるシーズンになるサインだ。新選手が増えたことを考えれば、練習は非常にスムーズに進んだ」。

新加入のデュラントは、緊張と興奮のため、練習開始時間までだいぶ余裕のある朝7時に目を覚ました。ウォリアーズの一員として初めての練習に車で向かった際、高速道路での渋滞に巻き込まれ、ベイエリアの洗礼を受けたという。デュラントは、「オクラホマシティでは慣れていないことだったから」と、笑顔で話した。

今季も優勝候補筆頭にあげられているウォリアーズのプレシーズンゲーム初戦は、10月1日(同2日)にバンクーバーで行なわれるトロント・ラプターズ戦だ。

Photo by Warriors.com


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ