2年ぶりの優勝を果たしたゴールデンステイト・ウォリアーズが、6月15日(日本時間16日)に地元オークランドで優勝パレードを行ない、多くのファンに優勝を報告した。この模様を『AP通信』のリンダ・ワン記者が伝えている。
ウォリアーズのスティーブ・カー・ヘッドコーチは、『KTVU-TV』に「もっとたくさんの人が来てくれると思っていたんだがね」と冗談を言い、「1年前に悔しい思いをしたチームが再び優勝を地元にもたらせたことを誇りに思う」と付け加えた。
2016年のファイナルでは、第4戦を終えてウォリアーズが3勝1敗でリードしていたが、第5戦から悪夢の3連敗を喫し、クリーブランド・キャバリアーズに大逆転優勝を許した。ステフィン・カリーは、パレード終了後マイクを握り「1年前のことはハッキリと覚えている。良い気分だったとは言えない」と語った。
「でも、チーム、個人、球団が経験したことがあったからこそ、今日という日が非常に嬉しい」。
ウォリアーズは、2019年に新アリーナが完成するサンフランシスコに本拠地を移転する。また、オークランドを本拠地に置くNFLレイダーズもホームをラスベガスに移転させるため、この日のパレードは地元ファンにとって貴重な1日になったに違いない。
カーHCは『KTVU』に「オークランドは、我々全員の象徴」と話した。
「人種、肌の色、宗教を問わず、全員がこのチームを愛してくれている」。