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最優秀守備選手賞を熱望するドレイモンド・グリーン

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ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンは、リーグ有数の多彩な選手だ。得点、リバウンド、アシストで二桁を記録でき、さらに守備でも様々なタイプの選手を守ることができる。昨季、最優秀守備選手賞の投票でサンアントニオ・スパーズのカワイ・レナードに続く2位となったグリーンは、レナードの3連覇を止めたいと望んでいる。『ESPN』のクリス・ヘインズ記者が伝えた。

過去2シーズン、ドレイモンド・グリーンは最優秀守備選手賞の投票で2位となり、カワイ・レナードの後塵を拝した。個人の名誉を気にするグリーンではないが、何としてでもほしいと願っているのがこの賞だ。

グリーンは『ESPN』のインタビューで、「僕が受賞したいのはこれだ」と明かした。

「自分勝手になることがあるとすれば、この賞のことだけだね。僕はこの賞がほしい」。

11月16日(日本時間17日)のトロント・ラプターズ戦を終えた時点で、グリーンはリーグ8位の19ブロックを記録。1試合平均では1.7ブロックでリーグ9位だ。上位15名のうち、6フィート8インチ(約203センチ)のグリーンは最も低いショットブロッカーとなる。また、スティールでもリーグ5位となる1試合平均2.3スティールという成績だ。

グリーンは『ESPN』に対し、「この件に関しては、自分勝手になるとも言える」と続けた。

「それは僕が自分はディフェンダーだと思っているからだ。自分がスコアラーだと思うなら、得点王のタイトルがほしい。だから、(最優秀守備選手賞が)ほしいんだよ」。

11月16日(日本時間17日)のトロント・ラプターズ戦でも、グリーンは11得点、7リバウンド、5アシスト、3ブロック、2スティールを記録した。彼のアグレッシブさが光った第2クォーター、ウォリアーズはラプターズを15得点に抑えている。フィールドゴール成功は24本中5本のみ。成功率は21%だった。

ケビン・デュラントは「彼はずっと素晴らしい」とグリーンに賛辞を寄せている。

「彼が守り、正しいプレイをし、攻守ともにアグレッシブでいることで、僕らの調子を決定づけてくれる。彼は一つのことだけじゃない。すべてをやってくれるんだ」。

原文:Warriors' Green driven to win Defensive Player of Year by NBA.com(抄訳)​


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ