ビンス・カーターは、NBAの今シーズン中に40歳の誕生日を迎える。しかし、まだ現役引退は考えていない。
ベスーン=クックマン大とアルコーン州立大のフットボール戦が行なわれる予定だった先週末(試合は最終的に中止)、カーターはESPNとのインタビューで、今後について話した。19年目のシーズンを迎えるベテランは、キャリアの終わりが近づいていることを理解しているものの、あと数年はやれると考えている。
「ただただ、プレイすることが大好きなんだ。まだ、情熱は失われていない。プレイしたくないと思ったり、練習したくないと思ったときが、ゲームから去るときだと思っている。でも今は、本当に大好きだから」。
「今すぐに引退はしないということ?」と、聞かれたカーターは、「今ではないね」と、返答。そして、こう続けた。
「19年目のシーズンを終えられることは皆も周知の通り。20年目を狙うつもりだ。それが達成できたら、その後のことを考える」。
カーターが引退を決断すれば、将来のバスケットボール殿堂に選出されるだろう。『Pro Basketball Reference』は、95%の確率でカーターが殿堂入りを果たすと見ている。
近年はベンチ出場という役割に変化したが、カーターは現在、通算得点でNBA歴代29位の2万3969点を記録している。
原文:Vince Carter says he's got some years left to play by Jordan Heck/Sporting News