予想より早いケビン・ラブの復帰がクリーブランド・キャバリアーズに与えたものは、大きかった。
3月16日(日本時間17日)にクイックン・ローンズ・アリーナで行なわれたユタ・ジャズ戦で、2月11日(同12日)以来となる出場を果たしたラブは、20分の出場で10得点、9リバウンドの活躍を見せ、91-83での勝利に貢献した。
ラブは左ひざ内の遊離体を除去するため、2月14日(同15日)に関節鏡視下手術を受けた。術後に発表された復帰までの期間は6~8週間だったものの、予想よりも早い回復を見せ、3月14日(同15日)から2日続けてチーム練習に参加した結果、チームのメディカルスタッフから出場許可が出されたのだ。
今週初め、キャブズのGMデイビッド・グリフィンは、3月18日(同19日)から始まる4試合のロード遠征中にラブが復帰する可能性を示唆。だがラブは、予定よりも早く、本拠地での試合で実戦復帰の機会を掴んだ。ラブの離脱後キャブズは7勝6敗と苦しみ、イースタン・カンファレンス首位争いでもボストン・セルティックスとワシントン・ウィザーズにゲーム差を縮められていただけに、主力の復帰がチームに与える影響は少なくない。
現在2連勝中のキャブズは、ジャズ戦でカイリー・アービング(左ひざの張り)とイマン・シャンパート(左肩捻挫)が負傷交代を余儀なくされたものの、タロン・ルー・ヘッドコーチは試合後、両選手の状態は問題なく、今後の試合を欠場するほどのものではないと語った。
ラブは今季平均20.0得点、11.1リバウンドを記録し、キャブズ移籍後としては自己最高の成績を残している。
原文:Kevin Love's expedited return vs. Jazz has healthier Cavaliers trending up by Brandon Schlager/Sporting News