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ユドニス・ハズレムがヒートからの移籍を示唆「チームの勝利に貢献したい」

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ユドニス・ハズレムより長い期間マイアミ・ヒートに所属した選手はいない。昨年に単年契約を結び、ヒートでの15年目を終えたばかりのハズレムだが、過去3シーズン続けて出場機会は減り続け、2017-18シーズンには出場分数(5.1)、得点(0.6)、リバウンド(0.7)、フィールドゴール成功率(20.0)でキャリア最低の成績を残した。

今夏フリーエージェントになるハズレムは、マイアミでリポーターの取材を受けた際、まだ現役を引退するつもりはないと語ったものの、コートでの役割を与えてくれる環境を探していると答えた。ハズレムが今後について言及した内容を、『Miami Herald』のマニー・ナバーロ記者が伝えた。

ヒートのバスケットボールキャンプに参加したハズレムは「球団関係者と話をするたびに、戻ってきてもらいたいと言われる」と語った。

「でも、どうするかはわからない。今は楽しもうと思っているんだ。体力は有り余っている。それでも常にコートで働けているわけではないからね。だから、力を生かせる場所を探しているところなんだ。まだやれる。ひょっとしたら、中国かヨーロッパか、違う場所でプレイするかもしれない。まだやれるんだ。もう時間を無駄にするつもりはないよ。どうするかは、これから決める」。

ハズレムは、同年代のゴールデンステイト・ウォリアーズのデイビッド・ウェストが2連覇に貢献した姿を見ると、同じような形でチームに貢献できると考えてしまうと言う。

「結局のところ、デイビッド・ウェストのように、優勝レベルのチームで貢献している選手を見てしまう。自分と同じ年代の選手が優勝レベルのチームで貢献しているところを見たら、同じようにやれると感じてしまう。来季、自分に何ができるか考えないといけない」。

「今は1試合30分プレイするような選手ではないけれど、貢献はできる。今やりたいことは、チームに貢献すること。それがアメリカでなかったら、どこでプレイするかはわからない。ただ、チームの勝利に力を貸したいんだ」。

同じくヒートでキャリアの大半を過ごしたドウェイン・ウェイドは、16年目の来季も現役を続けるか熟考中で、もし現役を続けるならヒートとの再契約しか考えていないと話している。ハズレムは、去就についてウェイドと話し合う予定であると、ナバーロ記者に語った。

原文:Miami Heat's Udonis Haslem says he's open to playing overseas by NBA.com(抄訳)

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ