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ラプターズ、OTにカイル・ラウリーが負傷退場もネッツに競り勝って5連勝

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1月8日(日本時間9日)にバークレイズ・センターで行なわれたトロント・ラプターズ対ブルックリン・ネッツの一戦は、デマー・デローザンが35得点を記録し、オーバータイムの末にラプターズが114-113で競り勝った。

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第4クォーター残り4分半まで10点のビハインドを背負っていたネッツだが、突如として3ポイントショットで差を縮め、残り9.7秒にアレン・クラブのドライブから107-107の同点とした。

追いつかれたラプターズは、オーバータイムで先に4得点を許し、さらにオフェンシブリバウンドを試みた際にラウリーが負傷。腰と足を痛めた様子でチームメイトに運ばれてそのまま退場となるアクシデントに見舞われる。

だが、ラプターズは残り26.1秒、デローザンの3点プレイで114-113と逆転に成功。最後はスペンサー・ディンウィディーのドライブからのショットが外れ、ラプターズが5連勝を飾った。

ラプターズ(28勝10敗)はヨナス・バランチュナスが21得点、13リバウンド、ラウリーが18得点、11アシスト、サージ・イバカが11得点、12リバウンドを記録。デローザンは「僕らはカイルがやることすべてを頼りにしている」と、ラウリー離脱後に苦しんだと述べた。

「彼がいないと厳しい。でも、なんとかできたね」。

一方のネッツ(15勝25敗)は、ディンウィディーが自己最多タイの31得点、8アシスト、クラブが20得点、ロンデイ・ホリス・ジェファーソンが14得点、17リバウンドをマークした。

ネッツが3点差でゲームを終えたのは5試合連続で球団記録。NBAでは2012-13シーズンのサンアントニオ・スパーズ以来となる。

ディンウィディーは「こういう競り負けた試合に勝てれば、僕らは勝率5割に近づく」とコメント。ケニー・アトキンソン・ヘッドコーチも「こういう試合の終わらせ方を研究して解決していこう」と述べた。

「プロスポーツで最も大変なのが、試合の締めくくり方なんだ」。

ボックススコア


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ