ルディ・ゲイを獲得したことを除き、サンアントニオ・スパーズは今オフ、静観の構えを見せている。
フリーエージェントになったパティ・ミルズとパウ・ガソルと再契約を結んだが、チームの中心は昨季とほぼ変わっていない。つまりスパーズは、トニー・パーカーが四頭筋の負傷から復帰するまでの間、現在の戦力で乗り切らなくてはいけない、ということだ。
パーカー自身は、来年1月の復帰を目標にしていると、『News4SA.com』のジェフ・ガルシア記者が伝えている。
昨季のプレイオフ中に左足の四頭筋を負傷したサンアントニオ・スパーズのトニー・パーカーは、回復に向かっている。パーカー本人も復帰を楽観視し、アルゼンチンのテレビ局『TV LPG TV』とのインタビューで、4、5か月後にコートに戻れると語った。
パーカーは「問題ないよ。日に日に回復している。少しずつ走ることも始めたし、歩くのは大丈夫。まだ時間はかかるけれどね。あと4、5か月はかかるだろうけれど、回復段階にある現状には非常に満足している。リハビリも予定より早く進んでいるんだ」と答えている。
またパーカーは、来季も現役を続けるマヌ・ジノビリについても触れ、もし来季がジノビリにとって最後のシーズンになるのなら、優勝したいとも語った。
パーカーは「できるなら、マヌの最後のシーズンには優勝したい。でも、来季が彼にとって最後のシーズンになるかなんてわからない。まだ続けるかもしれないしね。彼が現役を続けるのなら、皆がハッピーになる」と話した。
原文:Parker planning to return in 4-5 months by NBA.com(抄訳)