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トニー・パーカー「スパーズの選手として引退する」

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今季のサンアントニオ・スパーズは、2000-01シーズン以来初めて、トニー・パーカーがいないチームで開幕を迎える。オフにフリーエージェントになったパーカーは、シャーロット・ホーネッツに移籍した。

移籍したとはいえ、スパーズとパーカーの間にわだかまりはない。パーカーは、現役引退を迎えるとき、スパーズの選手としてコートを去りたいと、中国メディア『HUPU』とのインタビューで語った。『News4SA.com』のジェフ・ガルシア記者が、このインタビューについて伝えた。

スパーズの選手として引退することは可能かを聞かれたパーカーは「そうだね。僕はスパーズの選手として引退するつもりでいる」と答えた。

またパーカーは、今後スパーズに復帰する可能性についても言及。「不可能は言わない。ホーネッツとは2年契約を結んだから、その後のことは誰にもわからない」と話した。

パーカーは、以前からスパーズで20年プレイすることを希望していた。NBA1年目から17年過ごした球団を離れたため、その希望を叶えるためには、あと3年スパーズでプレイする必要がある。昨季からデジャンテ・マレーに先発を譲ったパーカーは、スパーズでの最終年に55試合に出場し、平均7.7得点、3.5アシストを記録した。

キャリア平均15.8得点、5.7アシストという成績を残しているパーカーは、グレッグ・ポポビッチ・ヘッドコーチとともにプレイオフで137勝をあげている。これは、選手とHCのペアで記録したプレイオフ勝利数ではNBA史上2位の数字で、同1位はティム・ダンカンとポポビッチHCによる157勝となっている。

スパーズは、ダンカン、パーカー、マヌ・ジノビリのビッグ3で一時代を築いた。だが、ダンカンは現役を引退し、パーカーもスパーズを離れ、唯一チームに残っているジノビリの去就はまだ決まっていない。

パーカーは、19シーズン連続してプレイオフに進出したカール・マローン、ジョン・ストックトンに続いて長い17シーズン連続プレイオフ進出を果たしている。

原文:Tony Parker says he 'will retire as a Spurs player' when career is through by NBA.com(抄訳)


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ