ケビン・ジョンソン、ティム・ハーダウェイ、クリス・ウェバーらにとって、タイミングも味方する2017年は殿堂入りに向けた最後の、そして最高のチャンスとなる。
2016年はアレン・アイバーソン、シャキール・オニール、ミシガン州立大のコーチ、トム・イゾーらがいたことで、冒頭の3人の殿堂入りが実現することはなかった。2018年はジェイソン・キッド、グラント・ヒル、トレイシー・マグレディといった面々がノミネーション資格を得る。残るは、2017年だ。
資格は持ちつつもノミネーションされていなかったペニー・ハーダウェイ、ブレント・バリー、ブルース・ボウエン、ロバート・オーリーといった面々が“ニューカマー”となる可能性はある。だが、最も有力なのは、デトロイト・ピストンズでインサイドを守ったベン・ウォレスだ。
最有力の“ニューカマー”がウォレスであるときに殿堂入りできなければ、より有力な名前が登場する2018年は、T・ハーダウェイとジョンソン、ウェバーにとってさらにチャンスが狭まる。
ジョンソンは今年も最終選考に残ったが、再び必要なサポートを得ることができなかった。ハーダウェイは今年、1度目の投票を乗り越えることもできていない。ウェバーも、2年とも最終選考に進めなかった。
原文:Timing could benefit trio in quest for Hall of Fame by Scott Howard-Cooper/NBA.com(抄訳)