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新スタッフを発表したウルブズに日本の吉本泰輔が入閣

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Tom Thibodeau

9月25日(日本時間26日)、ミネソタ・ティンバーウルブズが2016-17シーズンのチームスタッフを発表し、ビデオコーディネーターとしてNBAチームで活躍する日本人の吉本泰輔(よしもと だいすけ)が入閣を果たした。

吉本は、バスケットボール運営部代表付きスペシャルアシスタントに就任。トム・シボドー・バスケットボール運営部門代表兼ヘッドコーチがシカゴ・ブルズのHCを務めていた時期に4年間、ブルズのビデオコーディネーターを務め、昨季はデンバー・ナゲッツのビデオコーディネーターを担当。ニュージャージー(現ブルックリン)・ネッツでNBAキャリアをスタートさせる以前は、ウクライナ代表チームでマイク・フラテロHC(当時)の下でビデオコーディネーターを務めていた。

アシスタントコーチにはアンディ・グリアー、リック・ブランソン、シューティングコーチにはピーター・パットン、ビンス・レガルザは選手育成コーチに昇格し、ライアン・サウンダーズはACとしてチームに残る。

グリアーは、シボドーHCがシカゴ・ブルズで指揮を執っていたときに5年間ACを務め、昨季はトロント・ラプターズでドウェイン・ケイシーHCの下でACを務めていた。

ブランソンは、2010~12年までブルズのACを担当。NBAではニューヨーク・ニックス(1998~2000)、ヒューストン・ロケッツ(2005~06)を含め、1997年から2006年まで9年間NBA選手としてプレイした。

レガルザは、昨年ウルブズのスタッフに加わり、昨季は育成アシスタントと選手育成ビデオコーディネーターを兼任した。

パットンは、バスケットボール指導歴20年を超えるベテランコーチで、以前はサンアントニオ・スパーズのチップ・インゲランドACの下でシュートについて学んだ。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ