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S・カリーの得意なスポットは左コーナー?

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6月5日(日本時間6日)、2015 ファイナル第1戦に勝利したゴールデンステイト・ウォリアーズのステファン・カリーが、練習後の記者会見に出席し、メディアの質問に答えた。

カリーは、クリーブランド・キャバリアーズとの第1戦で、フィールドゴール20本中10本、3ポイントシュート6本中2本の26得点、8アシストをあげるなど、オーバータイムの末108-100で勝利した試合で活躍。ファイナルでも高いFG成功率を記録しているカリーだが、左コーナーからの3Pに限れば、5月9日(同10日)に行なわれたメンフィス・グリズリーズとのウェスタン・カンファレンス準決勝第3戦(89-99で敗戦)途中から、12本連続して成功というデータがある。会見では、その点について聞かれ、こう答えた。


――左コーナーから12本連続して3Pを決めているようだけれど。

ジンクスだね。第2戦に向けて縁起が悪いじゃないか(笑)。第2戦では、あなたがどこに座っているか把握しておかないとね。もし外したら、あなたに向かって指を指すからね。

――不吉なことを言うわけではないが、左コーナーについて聞きたい。スコアラーは得意なスポットを作るもの? シュートが決まり続ける間は、その地点からシュートを打ち続ける? 得意なスポットは、時間を経て変わるものなのか?

個人的には、特に考えないかな。よほどアイソレーションに傾倒して、得意な場所でプレーを決める選手でなければ、どうやって得意なスポットを作るかはわからないと思うね。チームのオフェンスは、そういう方法を取っていないから。左コーナーからシュートを決めているからといって、「スクリーンから左ウィングに移動する」とは言えないよ。どこからシュートを打とうと、自信を持って、自分たちのリズムで、自分たちのオフェンスの形で打つことが大事だから。

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