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S・カリー「デラベドバのプレーで流れが変わった」

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2015 NBAファイナル第3戦後の記者会見で、ゴールデンステイト・ウォリアーズのステファン・カリーが試合のターニングポイントなどについて語った。


――レブロンはこれまで154分中142分出場している。そのレブロンを止めることができていないが、なぜなのか? このまま出場し続けることで彼が消耗することを期待している?

彼が偉大な選手であることは明らかだ。シュート成功率は悪くなさそうだ。あれだけシュートを打って、チームにもそれを期待されているのだから、得点は稼ぐだろう。問題なのは重要な場面で決められる得点だ。特に第4クォーターの最後に許したイージーバスケットは良くなかった。シリーズで負け越してしまっている今の状態は、レブロンどうこうよりも、我々のディフェンス、特に試合の序盤に問題があると思っている。次の試合でイーブンに持ち込むつもりだが、その試合でディフェンス面を改善しなくてはならない。

――コーチは第3クォーターまでエンジンがかからず、ようやく第4クォーターになってチームがまとまり始めたと言っていた。何がきっかけだったのか?

よりアグレッシブになった。第2戦の最後3分間のようにね。このシリーズを勝つには、その戦い方をずっとやり続ける必要がある。アウェイだろうが、ホームだろうが、うちのチームは良い選手が集まっていて層が厚いからできると思っている。最初の3クォーターのプレーで言い訳はできない。ハードにはプレーしていたが、結果がついてこなかった。

――終盤の3点差の段階でデラベドバに対するディフェンスで3点プレーを決められた。あのプレーは試合に対してどのようなインパクトがあった?

あのプレーはすごく大きなターニングポイントだった。第4クォーターに入るときに17点差だったのに、1点差まで詰め寄った。彼をファウルしたかどうかはわからないが、彼は難しいシュートを決めた。あのプレーで流れが大きく傾いてしまった。

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