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ステフィン・カリー「まだ上のレベルに行ける」

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6月4日(日本時間5日)にオラクル・アリーナで行なわれたNBAファイナル2017 第2戦は、ホームのゴールデンステイト・ウォリアーズが132-113でクリーブランド・キャバリアーズを下し、2連勝を記録した。 試合後の会見でウォリアーズのステフィン・カリーがメディアからの質問に答えた。

NBA Finals 2017 Game2 Stephen Curry

――プレイオフでキャリア初のトリプルダブルを記録した。今日のプレイに不満はある?

スタッツシートにある8(ターンオーバー)という数字だね。これは、クリーブランドでの試合で改善しないといけない。敵地で今日のように自分のターンオーバーから相手に点を決められれば、キャブズのファンが勢いづく。だから、自分が自分に対する一番の批評家にならないといけない。それに、ボールを扱う際にスマートなプレイを心掛ければコントロールできるからね。

もちろん、得点以外にも良いところはたくさんあったし、試合にインパクトを与えようと努力した。今日はチーム全体の努力のおかげだね。第1クォーターには相手の攻撃を受けたけれど、耐えられた。ポジティブな要素が多いよ。第3戦ではターンオーバーに気をつける必要がある。もっとチームのポゼッションが増えれば、良い展開になる。

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――クレイがオフェンスのタッチを取り戻した姿を見て、どう思った?

いつだって嬉しいものさ。僕たちは、彼のシュートについて何の心配もしていなかった。彼は守備で多くのことをしてくれている。それに、仮に彼がショットを打たなくても、いるだけで相手にとっては脅威だから。ただ、今日の試合で彼が決めたショットのように、流れを変えるタイムリーなショットは大きかった。彼が自信を失っていないのは知っていた。今日は風向きが彼のほうに変わったんだ。第3戦に向けて、彼が良い流れを作れたと思いたい。

――さきほどドレイモンド(グリーン)が、今日の試合ほど集中しているあなたを見たことがないと言っていた。自分自身でも集中しているのを感じた?

そうだね。みなぎる力と共にプレイしている感じ。それが一番大きいかな。あとは、全ポゼッションでアグレッシブにプレイしている。まだまだ上のレベルに到達できると思っているんだ。先ほども答えたように、ボールをスマートに扱うこともそうだけれど、まだ上のレベルに行ける。アグレッシブにプレイして、ファイナルの瞬間を楽しんでいる。ここまでの過程も素晴らしかった。これからも前に進み続けたい。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ