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S・カリー「チームメイト全員を愛している。今は、皆で喜ぶときだ」

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ゴールデンステイト・ウォリアーズのステファン・カリーが、105-97でクリーブランド・キャバリアーズを下して優勝を決めた6月16日(日本時間17日)のファイナル第6戦後の会見で、初優勝の喜びを語った。


――ステフ、新人時代には負けるのが辛いと話していた。それからチームで長い道のりを歩んできたわけだが、今の瞬間にどう影響したと思う?

苦しいときを乗り越えて、怪我を乗り越えて、そしてロスターの変更なども経験して、新人のときから6年後の今、このトロフィーを持てていることが特別だと思う。信じられないような経験をしているよ。チームのために自分を犠牲にして、努力してくれたチームメイト全員を愛している。今は、皆で(優勝を)喜ぶときだね。コーチングスタッフも今の瞬間を喜ぶべきだよ。成績が悪い時期から、徐々に力をつけていって、いろいろと学んで、優勝を達成できた。

――ステフ、ファイナルで学んだことは?

雑音を閉め出すことだね。それが何よりも大きい。僕らと相手チームだけのことなのに、あらゆる人の目が僕らのすべてに向けられる。ただ、何よりも大事なのは勝つことだ。チームメイトは良いシリーズを送った。人の記憶や歴史に残るのはスタッツだとは思う。それでも、何より大事なのは勝利という結果なんだ。どうすればチームを勝利に導けるかが大事なことだからね。優勝するには、小さなことの積み重ねが大事。それには全員の力が必要だ。スタッツ、数字、ストーリーは楽しいだろうけれど、そういう話題のことを考えず、勝つことだけを考えることが大事なんだ。

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