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ステフィン・カリー、スランプ論に反論「滑稽な話」

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ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーは、NBA史上初の満場一致でシーズンMVPを受賞した昨シーズンと同様の個人スタッツを今シーズンは残せていない。それだけに、『スランプに陥っている』と言われているほど。

だがカリーは、『ESPN』に「最も滑稽な話」と話し、周囲の見方に反論している。

「昨季の数字と見比べたら、いつだってスランプということになってしまうよ」。

たしかに昨季と比べれば今季の成績は落ちる。だが、『スランプ』と言われるほどではない。カリーは今季平均24.8得点、4.3リバウンド、5.8アシストを記録。平均得点では昨季と比較して約6点低く、リバウンドとアシストでもそれぞれ約1.0低い成績を残している。フィールドゴール成功率も昨季より約3%低い47.0%で、得意の3ポイントショット成功率も約5%ダウンの40.1%だ。

しかし、リーグを代表するスター選手であることは、今季のスタッツを見れば明らか。平均得点ではリーグ11位で、リアル・プラスマイナスでも同12位の数字を残している。個人スタッツが減少しているのは、ケビン・デュラントの加入による影響、そしてウォリアーズ全体が昨季よりもレベルアップしているからと考えるのが自然ではないだろうか。

原文:Warriors' Stephen Curry finds slump talk 'comical' by Jordan Heck/Sporting News


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