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ステフィン・カリー、早期復帰に向け積極的にリハビリ

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右ひざを負傷しているゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーが、早期復帰に向け、1日4~5時間ほどチームの練習施設で治療とリハビリを行なっているという。AP通信が4月29日(日本時間30日)に伝えている。

カリーは29日(同30日)のチーム練習後にメディアの取材に応じ、「どういう状況であっても、僕は常に楽観視している」と、語った。

「早く復帰できればと思っているよ。医師、アスレティックトレーニングスタッフ、そのほか専門家とも話をした。ボブ(マイヤーズGM)が言っていた2週間という期間は、僕と同じけがをした患者が復帰するまでにかかった経験に基づいた目安であり、回復期間は人にとって異なる。2週間以内のケースもあれば、2週間以上の場合も、ちょうど2週間で大丈夫な場合もあるらしい。プランは変わっていないよ。今は毎日、治療を受けて、復帰するために必要なことをやろうとしている。身体が大丈夫と言えば、そのときにボタンを押すだけさ」。

カリーは、ヒューストン・ロケッツとのファーストラウンド第4戦前半終了間際に、コートで足を滑らせて右ひざを負傷した。25日(同26日)にMRI検査を受け、グレード1の右ひざ内側側副靭帯損傷と診断されたカリーは当初、2週間の離脱と報じられていた。もしこの診断通りならば、順調に行ってもウェスタン・カンファレンス・セミファイナル第3戦まで出場できないと見られている。

だが、28日(同29日)からステーショナリーバイクでの運動を始めたカリーは、近日中にもシュート練習を再開させる予定だという。また、本人は深刻なけがを負わなかったことを幸運に感じていると言い、「内側側副靭帯の損傷だけで済んで、本当に幸運だったと感じているよ」と語っている。

「その10倍は酷い状態になり得たかもしれなかったわけだからね。きっと、天使が自分の足のことだけを考えさせるようにしてくれたおかげで、ひざを(急激に)捻ったり、余計な力を加えずに済んだのだと思う。だからこそ、楽観的に考えられているし、またすぐにチームメイトと一緒にフロアに立てることを嬉しく思っているよ」。

ロケッツとのファーストラウンド第2、3、5戦でカリーを欠きながら、ウォリアーズは27日(同28日)に4勝1敗でセミファイナル進出を決めた。29日(同30日)にロサンゼルス・クリッパーズを4勝2敗で下したポートランド・トレイルブレイザーズとのセミファイナルは、5月1日(同2日)から始まる予定だ。


 

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ