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ステフィン・カリー「ファイナルでは何が起こっても不思議ではない」

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5月31日(日本時間6月1日)にオラクル・アリーナで行なわれたNBAファイナル第1戦でゴールデンステイト・ウォリアーズがオーバータイムの末にクリーブランド・キャバリアーズを124-114で下した。試合後の会見で、ステフィン・カリーとドレイモンド・グリーンがメディアからの質疑に応じた。

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――ドレイモンド、前のシリーズ(ヒューストン・ロケッツとのウェスタン・カンファレンス・ファイナル)ではプレイを決められず、今日も序盤に3ポイントショットを外した。それでもショットを打ち続けられた要因は?

グリーン: ショットに関しては相当な努力をしているし、自信を持ってプレイし続けようと思っている。ステフのように、1本目を外しても「試合を通じて打ち続けてくれ。自信を持って打ってくれ」と言ってくれれる仲間がいる。コーチ・カー(スティーブ・カーHC)も、ここ数日「君のショットは決まる。だから自信を持って打て」と言ってくれたし、ザザ(パチューリア)も試合前に勇気づけてくれた。

彼らのような仲間やコーチと一緒にしていて、自信を与えてくれる仲間が近くにいるのなら、自信を保っていられる。それに大舞台という状況も良い影響を与えてくれる。それも役に立っていると思う。

――ステフ、JR・スミスがドリブルしながら後退したこと、ファウルに対する判定が変わったことなど、試合終盤の出来事についてどう思った? 荒れた形で試合を終えたと思う?

カリー: クレイジーな試合だった。対戦する相手によってやり方を変えないといけないから、どのシリーズも第1戦は異なるものだよ。でも試合終盤のフリースローの場面では、スクランブル状態だった。JRがリバウンドを取って、ハーフコートのほうに向かったのを見て、何が起こっているかわからなかった。僕たちは(キャブズで)誰がショットを打つかを探していたからね。幸いにも時間がなくなって、オーバータイムでやり直せた。

ファイナルでは何が起こっても不思議ではない。大事なのは勝つこと。第2戦に気持ちを切り開けること。瞬間を楽しむことなんだ。

――ステフ、これまでクレイ(トンプソン)と長い間プレイし続けてきて、彼がけがをする場面はあまり見たことがないと思う。その彼がコートに倒れて、ひざに重傷を負ったように見えた場面で何を思った?

カリー: 良い気分ではなかった。自分が出したパスがディフレクトして、彼をあのポジションに行かせてしまったから複雑だった。もちろん彼の状態を気にかけたよ。彼がロッカーに戻ったとき、何事もなければいいと思っていたし、戻ってきて欲しいと思った。

もっと悪いことになっていたかもしれないわけだから、ラッキーだった。日曜の試合(日本時間月曜の第2戦)までに良くなってもらいたいし、100%の状態に近いくらいまで回復してもらいたい。それに彼にはシリーズを通じてプレイしてもらいたい。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ