昨季優勝したゴールデンステイト・ウォリアーズの選手たちが、ロサンゼルス・クリッパーズのドク・リバース・ヘッドコーチの発言に相次いで反論している。
先日、リバースHCが、「ウェストを勝ち抜くには運も必要だ。ゴールデンステイトを見てみると良い。彼らは(サンアントニオ)スパーズと戦わずに済んだ」と、発言したことを受け、クレイ・トンプソンがリバースHCに反論したが、13日(日本時間14日)の練習後には、ステファン・カリーとドレイモンド・グリーンが自論を展開したと、Bay Area News Groupが伝えた。
カリーは、「健康な状態を保ててすまない。僕らと対戦したチームに謝罪する」と、皮肉を込めて語った。
「チームとして、そして個人として栄誉を授かってしまってすまない。謝罪するよ。本当に、心から申し訳ないと思っている。今季はそれを修正させてもらうよ」。
皮肉たっぷりのコメントを残したカリーに対し、ドレイモンド・グリーンは、より直接的な物言いで、こう語った。
「愉快な話さ。(リバースHCは)不機嫌な女性のようだね。皆も知っての通り、不機嫌な女性への対応は難しい」。
「不機嫌な女性への対応は、世界で最も大変なことだからね。残念ながら」。
またグリーンは、リーグのほかのチームがリバースHCのような発言をしなかったことを持ち出し、「(サンアントニオ・スパーズの)グレッグ・ポポビッチHCは、そんなことを言わなかった。(スパーズは)僕がリスペクトしている球団だからね。彼らの選手たちもそんなことを言っていない」とも、話している。
「OKC(オクラホマシティ・サンダー)からも、そんな発言は聞こえてこなかった。僕がリスペクトしている球団は、そんなことを言わなかった」。
「今回のことで、僕らの優勝を見たくなかった人が多かったことに気づかされた。ムカついているんだろうね」。
「人は変化を好まない。変化を受け入れないんだ。彼らは、(ウォリアーズが)リーグ下位に低迷している姿を見慣れてしまっている」。