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ステフィン・カリー「33という数字について話し合っている」

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歴代最高記録を樹立、または無敗をキープしているプロスポーツチームの選手に話を聞けば、たいてい、「記録については考えていない」という答えが返ってくるだろう。だが、ゴールデンステイト・ウォリアーズは、そうした例に当てはまらない。

NBA史上初の開幕16連勝を記録したウォリアーズは、現状に決して満足せず、もう1つの記録を目標に掲げている。エースとしてチームを引っ張るステフィン・カリーは、Mercury Newsに対し、「僕たちは33という数字について話し合っている」と、語った。

カリーが言う33とは、1971-72シーズンにロサンゼルス・レイカーズが打ち立てた、NBA史上最長連勝記録の33連勝のことだ。カリーとウォリアーズは、この記録更新を目標に掲げていると、臆せずに話している。

「チームの中では、誰よりも僕が言っているかな。歴史に残る偉業ということは理解しているし、どれだけ大変なことかもわかっている」。

「2シーズン続けて16連勝を達成したことも、僕たちにとっては特別だった。その2倍の数だけ連続して試合に勝つには、ハードにプレイしないといけない。記録に近づきたいね。仮に記録に辿りつけなかったとしても、その努力に失望することはないよ。リーグには優秀なチームが多く揃っているわけだからね。僕らが今気にしていることは、ハイレベルなプレイをするということ。29連勝、30連勝に近づけられたら、今よりも記録について話すようになるさ」。

コービー・ブライアントは、今季のウォリアーズに最長連勝記録更新は可能かという質問に対し、「できるかもしれない」と、答えた。

33連勝という記録は、1シーズン中の連勝、またはシーズンをまたいでの連勝にも適用される。つまり、今季のウォリアーズは、昨季のレギュラーシーズン戦を含め現在20連勝中。

21連勝、そして開幕17連勝をかけ、彼らは27日(日本時間28日)のフェニックス・サンズ戦に臨む。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ