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S・カリー「今日のようなことは二度と起こらない」

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ゴールデンステイト・ウォリアーズのステファン・カリーが、フィールドゴール23本中5本の19得点に終わったクリーブランド・キャバリアーズとのファイナル第2戦後の会見に出席し、試合を振り返った。


――ステフ、今日の試合でシュートが不調だった理由を説明してもらえる?

今日のような結果になるなんて思ってもいない。チームのために、もっと良いプレーをして、試合全体を通して良いリズムに乗ってシュートを決めないといけない。チームのオフェンスは不調だったけれど、クレイ(トンプソン)が素晴らしいプレーをして踏みとどまれた。勝つチャンスもあったからね。とにかく、気持ちを切り替えて、もっと良いプレーをしないといけない。

――試合終盤はシュートタッチが戻りつつあると感じた? (マシュー)デラベドバは、何か予期していないことをしてきた?

いや、彼はゲームプラン通りにハードにプレーしただけだと思う。試合序盤にシュートを打つのを躊躇った場面があって、一瞬だけど間を空けて打ったときがあった。それではリズムになんて乗れない。後半のほうがペイント内に入れた。多くのシュートを決めることができなかったけれど、プレーを決める、あるいはトライすることはできた。特にレギュレーションの終盤でね。

――今日のデラベドバはどうだった? 次の試合でも今日のようなことは起こり得るだろうか?

彼がゲームプランを実行しただけのこと。プロとして当然のレベルで守備を実行して、ポゼッションを奪われないようした。だが、今日のようなことは二度と起こらないだろう。試合映像を見直して対応するからね。たった1試合の結果だけで、僕はシュートを打つことを止めないし、僕の自信がなくなることもない。

――キャブズは今季対戦した中で、ベストな守備力を持つチーム?

もちろん彼らはトップレベルのチーム。高い守備力がなければファイナルにはたどり着けない。勝利に繋がる強いメンタルを持っているチームさ。ハッスルに、ハードにプレーするし、身体能力の高い選手もいる。守備に優れたチームだよ。

――今日の試合はキャリアの中でもフラストレーションが溜まる試合?

そうだね。初めてのファイナルで、初めて負けたわけだから。でも、こういう気持ちはコートに置いてこないといけない。これは長いシリーズだし、第3戦に勝てば主導権を取り戻せる。ホームで負けたからフラストレーションが溜まったというのもあるね。勝たないといけない試合だから。オーバータイムに持ち込めたときは勝てるという自信に満ちていたけれど、あと一歩だった。きちんと対応して、第3戦に向けて準備する。

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