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スペインが勝利でフランスと準々決勝で対戦 敗れたアルゼンチンはアメリカと

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8月15日(日本時間16日)、カリオカ・アリーナで行なわれたリオデジャネイロ・オリンピック男子バスケットボール、グループBのスペイン代表対アルゼンチン代表の一戦は、スペインが92-73で快勝した。

スペインはティップオフから連続8失点とアルゼンチンにスタートダッシュを許したが、ルディ・フェルナンデスの連続10得点などで22-3と一気に逆転。10点差をつけて第1クォーターを終えると、その後も寄せ付けずに逃げ切った。

グループBの2位通過を決めたスペインは、フェルナンデスが23得点、7リバウンドを記録。パウ・ガソルが19得点、13リバウンド、2ブロックをマークしている。

敗れたアルゼンチンはニコラス・ラプロビットラが21得点、4アシスト、4スティール、マヌ・ジノビリが16得点、5リバウンド、ファクンド・カンパッツォが10得点を記録した。

スペインは準々決勝でグループAを3位通過したフランスと対戦することが決定。ガソルは「フランスとは何度も対戦している。難しい試合になるだろう。僕らは彼らのことをよく知っている」と気を引き締めた。

「彼らは2年前に僕らを倒し、去年は僕らが勝った。そしてまた準々決勝という大事な試合で対戦だ。僕らはしっかり準備しなければいけない。そして今度はどちらが勝つのか、見てみようじゃないか」。

クロアチアがリトアニアを下したことで、グループBの4位となったアルゼンチンは、準々決勝でグループAを首位通過したアメリカと対戦する。ジノビリは「アメリカが優勝候補なのは変わらないと思うけど、ここ2、3試合をみる限りでは疑問もある」と、自信を持たなければいけないと強調した。

「それでも、僕らは彼らと対戦したくない。彼らの運動能力や才能を考えればね。どんな試合でも彼らは勢いに乗ることができる」。

「思っていた以上に大会は拮抗している。どのチームにとっても簡単じゃないだろう。僕は驚いたよ。アメリカのここ2試合は、オーバータイムに突入したり、彼らが負けてもおかしくなかった」。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ