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2015 欧州選手権11日目:スペインがフランスを破り決勝進出、リオ五輪出場も決める

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2015 欧州選手権(ユーロバスケット)は、大会11日目となる9月17日(日本時間18日)にベスト4ラウンド1試合を含む3試合が行なわれ、スペインがフランスをオーバータイムの末に破り、決勝に進出した。

第4クォーター残り14秒にニコラス・バトゥーム(シャーロット・ホーネッツ)が3ポイントシュートを決めてフランスが66-66の同点に追いつくと、スペインのパウ・ガソル(シカゴ・ブルズ)が勝ち越しレイアップを狙うもルディ・ゴベール(ユタ・ジャズ)に叩き落され、試合は延長戦に突入。

オーバータイムではフランスが先手を取り、残り1分27秒の時点で75-72と3点リードしていた。しかしスペインが黙っているわけもなく、ガソルが残り1分14秒から1人で3本のダンクを含む連続8点を叩き出し逆転。2大会ぶりの決勝進出を決めるとともに、来年開催されるリオ五輪出場権も獲得した。

フランスにもチャンスはあったが、トニー・パーカー(サンアントニオ・スパーズ)のレイアップはブロックされ、バトゥームも終了間際にフリースローを3本連続して失敗するなど好機を生かせず、前回王者が準決勝で敗れた。

スペインは、ガソルが代表での自己最高40得点、11リバウンドで勝利に貢献。敗れたフランスは、バトゥームとナンド・デ・コロがそれぞれ14得点を記録した。

同日には5位以下の順位決定戦も行なわれ、ギリシャがラトビアに97-90で勝利し5位、そしてイタリアがチェコを85-70で下し6位で大会を終えた。ギリシャとイタリア、そして4位以上を確定させたフランスは、来年開催されるリオ五輪最終予選への出場権を獲得している。

大会11日目試合結果: 
ギリシャ 97-90 ラトビア
イタリア 85-70 チェコ
スペイン 80-75 フランス

Photo by FIBA.com

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ