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76ersがセルティックスからドラフト全体1位指名権を獲得

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フィラデルフィア・76ersのバスケットボール運営部門社長を務めるブライアン・コランジェロが6月19日(日本時間20日)、ボストン・セルティックスから今年のドラフト1位指名権を獲得したことを発表した。一方で、今年の3位指名権と将来の1巡目指名権をセルティックスに譲った。

セルティックスに渡る将来の1巡目指名権は、ロサンゼルス・レイカーズの2018年の1巡目指名権。ただし、レイカーズの指名権が1位ないし6位以下だった場合は、2019年の76ersないしサクラメント・キングスの1巡目指名権のどちらかとなる。どちらも1位指名権でなければより高い順位の指名権が、どちらかが1位指名権の場合は低いほうの指名権がセルティックスに渡る。

コランジェロは「連続でドラフト1巡目指名権を手にできるこのトレード結果に、我々はとても満足している」と述べた。

「1位指名の選手が球団を代表する選手になる可能性が高いのは歴史が示している。我々は今年のドラフト候補選手たちに大変なポテンシャルがあると確信しているんだ。22日(同23日)の夜、我々は持続可能な成功をもたらす計画を築くために、さらに大きく前進するだろう」。

76ersがドラフトで全体1位指名するのは史上4回目。2016年のベン・シモンズのほか、1996年にはアレン・アイバーソン、1973年にはダグ・コリンズを指名した。

76ersのマネージングゼネラルパートナーであるジョシュ・ハリスは、「ドラフト1位指名権を獲得できてとても興奮している」と喜んだ。

「この指名権で、我々は前途有望なチームの核にさらに主軸となり得る選手を加える素晴らしいチャンスを手にする。ブライアンと彼のチームは素晴らしい仕事をし、我々が長期的に成功できると信じられる立場に球団を導いてくれた」。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ