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スティーブ・カーHCがクレイ・トンプソンを含むトレードの噂を完全否定

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開幕から8勝2敗を記録し、現在ウェスタン・カンファレンス2位につけているゴールデンステイト・ウォリアーズだが、シュートの調子が安定しないオールスターのクレイ・トンプソンを含むトレードの噂が流れた。だが、ウォリアーズのスティーブ・カー・ヘッドコーチはこれを完全否定している。『The Mercury News』のアンソニー・スレーター記者が伝えた。


先週の金曜日、『The Morning Ledger』というウェブサイトに、ボストン・セルティックスとゴールデンステイト・ウォリアーズがクレイ・トンプソンを含むトレードを検討しているという記事が掲載された。両チームからの情報もなく、同記事内には、確実性の無い記事へのリンクが貼ってあるだけだった。

だが、それから72時間後、現役時代セルティックスでプレイし、現在『Celtics TV』の解説者を務めるブライアン・スカラブリンがラジオ番組に出演した際、この噂に関して言及したことをきっかけに、信憑性がある話なのではないかと話題になった。

開幕からシュートの調子が安定しないトンプソンのトレードについて聞かれたスティーブ・カーHCは、11月14日(日本時間15日)の練習後の取材に応じ、「まだブライアンは私に連絡をくれていないけれど」と、ジョークで返答した。

「もしブライアンが連絡をくれるのなら、ボブ(マイヤーズGM)に電話を取ってもらって、私たち2人でブライアンの頭の中がどうなっているのか見てみる。それからどうすべきか考えるさ」。

この手の噂は家族や友人を経由して瞬く間に拡散されてしまう。何の信憑性もない噂とはいえ、カーHCはトンプソン本人に説明する必要は出てくるのだろうか?

「うちの選手たちは、この手の噂の大半がデタラメなことを知っている。もし記事になれば、クレイとも話さないといけないかもしれない。しかし、今聞かれるまで記事になっていたことすら知らなかった。家に帰って、インターネットで検索してみる。その上でクレイと話すか決める。あまりにもいい加減なニュースが多過ぎる」。

原文:Kerr shoots down Thompson trade talk by NBA.com(抄訳)


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ